不眠症

不眠症について

「眠ろうとしてもどうしても眠れない」という不眠が改善せず、1ヶ月以上にわたって続く場合を「不眠症」と言います。
近年では5人に1人は不眠に悩み加齢とともにしていきますが、近年では20~30歳代の方でも多くなっている傾向です。

 

不眠症の原因としては「ストレス」「自律神経の乱れ」「ホルモンバランスの乱れ」などになります。
ストレスや自律神経の乱れが原因で起こる不眠を「神経性不眠」と言い、「神経性不眠」で苦しんでいる方は眠ろうと努力しすぎる事でいっそう眠りにくくなる方は多いです。
近年ストレス社会の影響もあり、「うつ病」から不眠に繋がる方も…
また女性の場合は「生理」「更年期」などによる「ホルモンバランスの乱れ」で不眠を引き起こす事もあります。

 

不眠の症状ですが、
「入眠障害」(寝つきが悪く、ベッドに入っても中々眠れない)
「熟眠障害」(しっかり寝たはずなのに寝た気がしない)
「中途覚醒」(途中で目が覚めると眠れなくなる)
「早朝覚醒」(早朝に目が覚めてしまう)
この4つに大別されます。
また不眠により「意欲低下」・「集中力低下」・「めまい」・「食欲不振」などに繋がる事も多いです。

 

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ご利用者さまから

①60歳代 男性
5年ほど前から眠れなくなり、寝つきが悪い「入眠障害」でご相談に来られました。
「気持ちを落ち着かせる漢方薬」「水の巡りを整える漢方薬」を使った所、眠れるようになり睡眠以外の悩みであった頻尿も改善が見られたとの事。

 

②70歳代 女性
睡眠薬(マイスリー)をもらったが改善が見られず、途中で起きてしまう「中途覚醒」でご相談に来られました。
「脳の興奮を鎮める漢方薬」「気持ちを落ち着かせる漢方薬」の2種類を使った所、睡眠も安定して途中で起きなくなったとの事。

 

②20歳代 女性
仕事のストレスが原因で、寝つきが悪い「入眠障害」・途中で起きてしまう「中途覚醒」でご相談に来られました。
生理前になると特に眠れなくなるとの事。
「ホルモンバランスを整える漢方薬」「気持ちを落ち着かせる漢方薬」の2種類を使った所、睡眠も安定して途中で起きなくなったとの事でした。

 

不眠症の漢方薬

不眠症の原因としては「ストレス」「自律神経の乱れ」「ホルモンバランスの乱れ」などになる為、使う漢方薬としては

 

気持ちを落ち着かせる漢方薬
脳の興奮を鎮める漢方薬
ホルモンバランスを整える漢方薬

 

などになります。

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