生理痛

生理痛について

生理中に「痛み」が出てしまう事を生理痛と言います。
「下腹部痛」が主になりますが、「腰の痛み」「お尻付近の痛み」などがおきる方も多いです。

 

「生理痛」の原因としては「プロスタグランジンの過剰分泌」が主な原因です。
「プロスタグランジン」の働きとしては、妊娠の準備として厚くなった子宮内膜を妊娠しなかった場合に血液とともに「経血」として体の外に押し出す働きをするものになります。
また「子宮の出口がせまい」・「冷えによる血行不良」・「ストレス」や「子宮内膜症」・「子宮筋腫」・「子宮腺筋症」などの子宮の病気が原因の事も多いです。

 

症状としては「腹痛」「腰痛」のほかに吐き気・貧血・頭痛などもおきる事があります。
また月経のどのタイミングで症状が出るかも大事になり、
月経前から→血流が悪い・ストレスがある方が多い。
月経1日目・2日目→血流が悪い・冷えが伴っている方などが多い。
月経終わりかけ→貧血や血不足・過度のダイエットをした経験があるなどが多い。
などこちらも参考に漢方薬を選定していきます。

 

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ご利用者さまから

①30歳代 女性
「生理痛」「生理不順」に悩みご相談に来られました。(痛みとしては生理1週間前より痛みだし、痛みのピークは生理1日目や2日目との事。)
「筋肉を緩める漢方薬」「血流を良くする漢方薬」「ストレスを発散する漢方薬」を使い、冷え・生理痛・生理不順全部の改善が見られたとの事。

 

②30歳代 女性
「生理痛」「PMS(生理前症候群)」に悩みご相談に来られました。
「ストレスを発散する漢方薬」「血流を良くする漢方薬」を使い、生理痛・PMS(生理前症候群)ともに改善されたとの事。

 

②40歳代 女性
半年ほど前に「子宮筋腫」が見つかりこちらにご相談に来られました。(大きさは7cmで細胞診では「異形成」がある。)
症状としては「生理痛」があり1日目に酷く、出血する期間も1週間ほど長い期間との事。
「血流を改善する漢方薬」「塊を取る漢方薬」を使い、筋腫も縮小して生理痛もほぼなくなったとの事でした。

 

生理痛の漢方薬

原因として「血流」や「血不足」、「ストレス」、「ホルモンバランス」などです。

 

その為使う漢方薬としては

 

血流を改善する漢方薬
血を補う漢方薬
ストレスを発散する漢方薬
筋肉を緩める漢方薬
身体を温める漢方薬

 

などになります。

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