うつ病
うつ病について
「やる気がなくなる」・「不安が抑えられなくなる」などの精神症状や「身体がだるい」・「疲れやすい」などの身体症状が長期間続き、今まで通りの生活が出来なくなってしまうような病気です。
近年うつ病は増加傾向になり「6人に1人」が生涯のうち1度はかかると言われています。
「うつ」の原因のほとんどは「過剰なストレス」になり、「周囲の環境」(家庭や職場、人間関係トラブル)や「本人の性格」(繊細で傷付きやすい)によるものです。
また体質的に疲れやすい、気力がもたないといった方もうつ病にかかりやすい傾向にあります。
症状としては「精神的」な要因となる「憂うつ」・「気分が重い」などから、「身体的」な要因の「食欲がない」・「身体がだるい」など様々です。
うつ病と気付きにくい「頭痛・肩こり」や「性欲減退」などの症状が出ることもあるので、注意が必要になります。
また太陽堂にくる方の多くは「抗うつ薬などの精神安定剤」を服用しても改善が見られず、薬の量が徐々に増えていく方も多いです。
病院のお薬が増える事で副作用も強くなり、「意識がぼーっとする」・「薬がないと眠れない」などを訴える方もいるので注意が必要です。
ご利用者さまから
①50歳代 男性
ストレスによる症状で病院に行った所「うつ病」と診断、こちらにご相談に来られました。
「全身倦怠感」・「味覚障害」・「喉の違和感」があり頭が回らず、集中できないとの事。
「気を発散する漢方薬」を使った所、「全身倦怠感」・「味覚障害」・「喉の違和感」すべての症状に改善が見られたとの事でした。
②40歳代 女性
何年か前からストレスによる「めまい(眩暈)」、「頭痛」、「耳鳴り」に悩みご相談に来られました。
「気の発散をする漢方薬」・「水の滞りを改善する漢方薬」を使った所、症状はほとんどなくなり元気に過ごせているとの事。
③30歳代 女性
病院にて「うつ病」・「起立性調節障害(OD)」と診断、「立ち眩み」・「息苦しさ」・「落ち込み」などの症状が気になりご相談に来られました。
「気の巡りを良くする漢方薬」・「血流を良くする漢方薬」・「気の発散をする漢方薬」を使ったところ、たまに頭痛はあるものの、立ち眩みもなく症状はほとんどないとの事。
うつ病の漢方薬
うつ病にはこの漢方薬というよりも症状が多岐にわたる為、「症状に合わせた漢方薬」で出していく事が多いです。
「不安」や「やる気の低下」・「倦怠感」→「気を発散する漢方薬」や「身体を元気にする漢方薬」
「イライラが止まらない」・「一度起きると眠れない」→「脳の興奮を鎮める漢方薬」
「寝つきが悪い」・「耳鳴りや難聴」・「喉や胸の詰まり」→「気の詰まりを改善する漢方薬」や「水の巡りを良くする漢方薬」
などになります。