頭痛
頭痛について
原因もわからず「慢性的な頭痛」に悩まされている方は多いです。
慢性的な頭痛では大きく分けると「片頭痛」、「緊張型頭痛」、「群発頭痛」の3つになります。
「慢性的な頭痛」の原因としては「ストレス」・「目の疲れ」・「気圧の変化」や「脳の病気」・「高血圧」などの二次的要因などがあります。
また女性の方では生理に連動している方も多く「ホルモンバランスの乱れ」も頭痛の原因の一つです。
近年多くなっている頭痛の原因としては「薬剤誘発性頭痛」の方も多く、鎮痛剤(痛み止め)を常用する事で、「薬の効き目が悪くなる」→「飲む頻度が上がる」→「薬の効き目が悪くなる」という悪循環に陥ります。
頭痛の種類により症状は変わってきて、
「片頭痛」→ズキンズキンという波をうつような頭痛(ストレス・飲酒や食べ物が原因となり、また女性が多い事から女性ホルモンも原因の一つと言われています。)
「緊張型頭痛」→頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛み(パソコン作業などの筋肉の緊張・冷えなどで血流が悪くなりおこる事が多い。)
「群発頭痛」→特定の期間に集中して頭痛が起きる(自律神経・三叉神経が原因の事が多い。)
となります。
ただ漢方薬を選定する時は病名よりも症状で判断する事が多いです。
ご利用者さまから
①30歳代 女性
頭痛が酷く病院に行った所、「片頭痛」と診断、病院のお薬で改善が見られないのでご相談に来られました。
特に生理の前に痛みが酷く、寝込んで吐いてしまうとの事。
「身体の冷えを取る漢方薬」・「ストレスを発散する漢方薬」を使ったところ、頭痛もなくなり生理に伴う諸症状もなくなったとの事でした。
②60歳代 女性
痛い時に頭痛薬を飲むを繰り返していたら頭痛薬の飲む回数が増える「薬物乱用性頭痛」に悩み、こちらにご相談に来られました。
「ストレスを発散する漢方薬」・「炎症を取る漢方薬」を使い、頭痛薬の回数も減り頭痛もほとんどなくなったとの事。
②60歳代 男性
顔の痛みから頭痛まで出るようになり病院に行った所、「緊張型頭痛」・「三叉神経痛(さんさしんけいつう)」と診断。
症状としては「右頬や奥歯」を中心に首や肩、後頭部に痛みがあるとの事でした。
「筋肉の緊張をほぐす漢方薬」・「ストレスを発散する漢方薬」を使い、頭痛・三叉神経痛ともに改善したとの事でした。
頭痛の漢方薬
原因として「ストレス」を中心に「冷え」、「目の疲れ」、「筋肉の過緊張」などです。
その為使う漢方薬としては
・身体の冷えを取る漢方薬
・ストレスを発散する漢方薬
・筋肉の緊張をほぐす漢方薬
・炎症を取る漢方薬
などになります。