10代男性-夜尿症(服用9カ月の経過報告)

10代 男性

こんにちは。
今日の患者さんは「夜尿症」の方になります。

お子様(10代)の夜尿に長年お悩みのお母さまよりご相談いただきました。
病院に長年通院していたものの、幼少期より夜のオムツが取れたことがないとお困りでした。

漢方の種類としては、
① 尿意による覚醒を促す漢方薬
② 膀胱機能を高めて尿を貯める力をつける漢方薬

の2種類をお出ししました。

服用開始1ヶ月後、お子様が漢方の味になかなか慣れず、服用に苦戦されていました。
服用開始2~3ヶ月後、症状の改善はみられず、ご家族が励ましながら服用を続けられていました。
服用開始4ヶ月後、急に効果が現れ始め失敗することが少なくなったと嬉しいご報告をいただけました。
服用開始5ヶ月後、冬の時期はほぼ毎日出ていた症状が週1,2回ほどに減り、尿意で目覚めることもできるようになってきたと、引き続き効果を実感していただけました。

その後も漢方を服用していただき、
服用開始9ヶ月後には 夜に水分を多めに摂っても失敗しない程度まで症状が安定してきました。

ご本人の希望もあり、現在も服用を続けていただいています。
服用開始から10~12か月後は、失敗することなく過ごされているとのことです。
今年の冬も失敗なく過ごし、漢方の卒業を目指していければ何よりですね。

 

※症状や効果効能は個人差があります。同等の効果を保証するものではないので、ご了承ください。