漢方薬剤師 倉本 智里(くらもと ちさと)

製薬会社、化粧品会社、調剤薬局勤務などを経験。
その他、体の内側から体調を整える食養生や腸活の知識を習得。
関心のある疾患:皮膚疾患、婦人科疾患
【趣味】
菌活、腸活、カフェ巡り
「何をしても楽しくない、気分が晴れない」
「イライラしたり、ふと悲しくなったりと感情の波が激しい」
「疲れやすいのに眠れない、食欲がわかない」
このような「抑うつ状態」や、活力・意欲の減退といった精神症状によって、日常生活に支障をきたしてしまう状態にお悩みではありませんか?
日本では生涯有病率が6.7%とされ、実に15人に1人が経験すると言われています。
気分障害とも呼ばれ、過度な緊張から「パニック」や「不安症」に繋がるケースも少なくありません。
特に女性は男性の1.6倍多くの方が悩まされており、ホルモンバランスの変化が大きく影響しています。
近年では、産後3〜6ヶ月以降に「子育てに自信がない」「夫にイライラしてしまう」「家事に集中できない」といった症状が現れる「産後うつ」も深刻な問題となっています。
環境要因(仕事や家庭での人間関係) 性格要因(完璧主義、気にしすぎる性格) 慢性的な身体疾患(甲状腺機能障害など)と、原因は人それぞれ異なります。
「気合いで乗り切ろう」とするのではなく、漢方を用いて「自律神経の乱れ」や「気の詰まり」といった根本的な体質を見直すことで、ご自身の心と身体を優しくサポートしていくことが可能です。
うつ(抑うつ状態)で心療内科や精神科を受診した場合、西洋医学では脳内の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリンなど)のバランスを調整する治療が中心となります。
具体的には、SSRIやSNRIと呼ばれる抗うつ薬、不安を和らげる抗不安薬、不眠に対する睡眠導入剤などが処方されます。
また、うつの症状には「重い肩こり」「偏頭痛」「原因不明の身体の痛み」といった身体症状を伴うことが非常に多く、痛みを和らげるために対症療法としてロキソニンなどの解熱鎮痛剤を日常的に服用されている方も少なくありません。
(※抗うつ薬は症状をコントロールする上で非常に重要であり、鎮痛剤も一時的に痛みをブロックするには有効です。しかし、これらは「ストレスを受けやすい体質」や「自律神経の乱れ」そのものを変えるものではないため、根本からの体質見直しが必要になる場合があります。)
西洋医学の治療は、脳内の特定の物質に直接働きかけたり、今ある痛みや不眠を薬の力で抑えたりする「対症療法」に優れています。
一方、東洋医学(漢方)は、「なぜ心が落ち込み、身体に症状が出ているのか?」という根本原因に着目します。
東洋医学では、うつ状態を生命エネルギーである「気(き)」が滞ったり、不足したりしている状態と捉えます。
漢方では、ストレスで過緊張状態になった心身をリラックスさせ(自律神経を整える)、胸の奥に詰まった気を全身に巡らせることで、精神的な落ち込みや身体の不調が起こりにくいベースを作ります。
「検査では異常がないのに苦しい」「お薬の副作用をできるだけ抑えながら体質改善したい」という方に、漢方の穏やかなアプローチは非常に相性が良いとされています。
Reiyodoでは、うつや気分の落ち込みの主な原因を東洋医学の観点から以下のタイプに大別し、お客様の体質や症状に合わせてオーダーメイドで漢方をお組みしています。
| 原因のタイプ | 具体的な状態・特徴 | 東洋医学(漢方)のアプローチ方向 |
|---|---|---|
| 自律神経の乱れ (気滞) | イライラ、焦燥感、気分の落ち込み、憂鬱な気分、感情のコントロールが難しい。 | ストレスや環境変化で自律神経が過剰に昂っています。 「自律神経を整える漢方薬」で、張り詰めた神経を解きほぐし、焦りや落ち込みを和らげます。 |
| 気の詰まり (気鬱・気逆) | 動悸、胸が苦しい、不安感、喉の詰まり感、耳鳴り、息苦しさ。 | 不安感によってエネルギー(気)が胸元や頭に溜まりすぎています。 「気を発散する漢方」で滞った気を巡らせ、重苦しい身体症状を緩和します。 |
| エネルギー不足 (気虚・血虚) | 何をしても楽しくない、食欲不振、眠れない、慢性的な疲労感。 | 心身のエネルギーや栄養が枯渇しています。 「身体のベースを補う漢方」で、生きる活力を少しずつ養います。 |
担当薬剤師:倉本智里(製薬会社・調剤薬局での勤務経験あり)
女性は一生を通じてホルモンバランスが大きく変動するため、うつや自律神経の乱れを抱えやすい傾向があります。
特にご相談が多いのが「産後うつ」です。
「完璧に育児をしなければ」「誰にも頼れない」と一生懸命に頑張りすぎるあまり、気がつかないうちに心身のエネルギーが枯渇し、些細なことでイライラしたり、涙が止まらなくなったりしてしまいます。
漢方には、乱れた自律神経を優しく整え、すり減った心を潤す働きがあります。
お母さんの笑顔はご家族にとって一番の栄養です。
どうか一人で抱え込まず、私たちにご相談くださいね。
担当薬剤師:宮本貴美(調剤薬局・漢方薬局での勤務経験あり)
うつやストレスからくる不調は、決して「心」だけの問題ではありません。
「動悸がする」「耳鳴りがやまない」「喉に何かが詰まっている感じがする」といった身体症状として現れることが非常に多いのです。
東洋医学では、これらを「気の詰まり」と考えます。
不安や過度の緊張によって行き場を失った「気」を発散させてあげることで、息苦しさや胸のつかえがスッと楽になります。
また、漢方薬はお客様の体質やご状況によっては、症状が出た時にだけ飲む「頓服(とんぷく)」のような使い方ができるものもあります。
お守り代わりに漢方を持ち歩くことで、パニックや不安の予防に繋がることも多いですよ。
過呼吸を起こしたことをきっかけに、「動悸」「息苦しさ」「不眠」といった強い身体症状に悩まされ、ご相談いただきました。
気が滞り、上に逆上せている状態と考え、「気を発散する漢方」と「自律神経を整える漢方」をご提案。
1ヶ月服用していただいたところ、まずは「動悸」が治まってきたとのこと。
2ヶ月目には「息苦しさ」もすっかり治まり、夜も不眠に悩まされることなく眠れるようになったとお喜びです。
日常の中で「ふと悲しくなる」「急に動悸がする」といった症状に悩み、ご相談いただきました。
ホルモンバランスの変化も影響しているご様子でした。
精神的な波を穏やかにするため「自律神経を整える漢方」をご提案。
1ヶ月の服用で、少しずつ前向きに考えられる機会が増え、不安からくる「動悸」が起こる回数も目に見えて減ってきました。
仕事のストレスなどから、「激しい落ち込み」と「イライラ」を交互に繰り返す症状にお悩みでした。
感情のコントロールをサポートするため、「気を発散する漢方」と「自律神経を整える漢方」をお組みしました。
1ヶ月服用したところ、底に沈むような「落ち込み」がおさまり、周囲に当たってしまうような「イライラ」の症状も少なくなって、穏やかに過ごせる時間が増えたとご報告いただいています。
基本的には、心療内科で処方されるお薬(SSRI、SNRI、抗不安薬など)や、日常的にお使いの鎮痛剤(ロキソニン等)と漢方薬の併用は可能です。
辛い症状は西洋薬でコントロールしつつ、漢方で根本的な「自律神経の乱れ」や「気の詰まり」を整えていく併用は効果的です。
安全のため、現在服用中のお薬がある場合は、事前に担当薬剤師へお知らせください。
はい、可能です。
体質改善のために毎日継続して飲んでいただく漢方もありますが、お客様の症状やご状況(急に動悸がした時、パニックになりそうな時、イライラが抑えられない時など)に合わせて、症状が出た時に「頓服」として服用できる漢方もご用意できます。
お守りとして持っておくことで、安心感に繋がります。
LINEを通じた詳細なヒアリングにより、お客様の症状、生活環境、性格的な要因などを丁寧に伺い、お一人おひとりに最適な漢方薬をオーダーメイドでご提案します。
また、「今日はどうしても気分が晴れない」「こんな症状が出て不安」といった日々のちょっとしたお悩みも、LINEでいつでも薬剤師にご相談いただけます。
心に寄り添い、一緒に前を向くためのサポートを無料で行っております。
うつや気分の落ち込みは、自律神経の乱れやホルモンバランスと密接に関わっています。
以下の記事も併せてご覧ください。
【パニック障害・不安障害】(突然の動悸、息苦しさ、強い不安感)
【更年期の諸症状】(ホルモンバランスの乱れ、イライラ、不眠、ほてり)
【自律神経失調症】(原因不明の疲労感、めまい、頭痛)
【PMS】【月経前不快気分障害(PMDD)】(生理前の激しい気分の落ち込み、イライラ)
【不眠症】(寝付きが悪い、夜中に何度も目が覚める)

製薬会社、化粧品会社、調剤薬局勤務などを経験。
その他、体の内側から体調を整える食養生や腸活の知識を習得。
関心のある疾患:皮膚疾患、婦人科疾患
【趣味】
菌活、腸活、カフェ巡り

調剤薬局、漢方薬局での勤務を経験
漢方以外にもアーユルヴェーダ・メディカルハーブ・アロマ・分子栄養学など幅広く学び、国際中医師も所持
関心のある疾患は、婦人科疾患、不妊症、皮膚疾患
【趣味】
美味しいお店巡り、ヨガ、旅行、読書
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