チック症(まばたき・首振り・咳払い)の原因は?西洋医学と漢方で考える自律神経の整え方

「子どものまばたきや首振りが、最近ひんぱんになってきた……」

「咳払いや鼻鳴らしが続いていて、学校で指摘されないか心配」

「注意してやめさせようとすると、かえってひどくなる気がする」

「子どもの頃に治まっていたのに、大人になってストレスで再発した」

オンライン漢方薬局「Reiyodo(嶺耀堂)」には、全国からこのような「チック(チック症)」のお悩みが寄せられています。親御さんからの代理相談がとても多いのも、このお悩みの特徴です。

私たちは、チックを「単なる癖」や「しつけの問題」とは見ていません。ストレスや緊張で高ぶった自律神経の側からアプローチし、心と体の緊張をほぐすことで、症状が落ち着く土台を作っていけると考えています。

このページでは、来店不要・全国対応のオンライン漢方相談薬局Reiyodo(嶺耀堂)が、チックに対する西洋医学と漢方(東洋医学)の考え方、実際の改善エピソードをまとめて解説します。

目次

【この記事の結論:「チック症」に対する漢方の考え方】

  • 症状の正体(原因): 西洋医学的には「脳の神経伝達物質(ドーパミンなど)のバランスの乱れ」と考えられており、漢方では「ストレスや緊張による自律神経の高ぶり(気滞)と筋肉のこわばり」と捉えます。
  • 漢方の解決策: 症状を無理に抑え込むのではなく、漢方で自律神経の乱れを和らげ、心身の過度な緊張状態を解きほぐすことで、症状が出にくい体の土台を養います。
  • 対象となる主な疾患・お悩み: 運動チック(まばたき・首振り)、音声チック(咳払い・鼻鳴らし)、自律神経の乱れ、ストレスによる不眠・緊張

※ご相談は無料です。料金がかかるのは、お薬をご購入いただくときだけです。
親御さんからの代理相談で大丈夫です。

西洋医学的なメカニズムと病院でのお薬・検査

チック症は、本人の意思とは関係なく無意識に繰り返される、すばやい動きや発声の疾患です。大きく2つに分けられます。

  • 運動チック: まばたき、首振り、顔をしかめる、肩をすくめる など
  • 音声チック: 咳払い、鼻鳴らし、舌鳴らし、意味のない発声の繰り返し など

4〜5歳から小学校低学年で始まることが多く、多くは思春期を迎える頃に軽減・消失しますが、一部の方は大人になっても続き、また、治まっていた症状が環境の変化やストレスをきっかけに再発することもあります。

病院(小児科・児童精神科・心療内科)での位置づけ

西洋医学では、チックの原因は「親の育て方」や「本人の性格」ではなく、脳内の神経伝達物質(特にドーパミン系)の過剰な活動やバランスの乱れにあると考えられています。

運動チックと音声チックの両方が1年以上続く場合は「トゥレット症」と診断されることがあります。

一般的な処方薬

症状が軽く、日常生活に支障がない場合は「経過観察」となることが一般的です。しかし、生活や学校(仕事)への支障が大きい場合、以下のようなお薬が処方されることがあります。

  • 非定型抗精神病薬(アリピプラゾール、リスペリドンなど): ドーパミンの働きを調整し、チックの症状を抑えるお薬です。
  • 抗不安薬: 緊張や不安感が強く、それがチックの引き金になっている場合に使用されます。

病院のお薬(特にドーパミン系に作用する薬)は、症状を強力にコントロールする役割がありますが、眠気などの副作用を伴うこともあるため、主治医と相談しながら使用されます。

※大切なお願い: 生活への支障が大きい場合は、専門の医療機関への相談を優先・並行してください。また、病院のお薬を服用中の方は、自己判断で中止しないでください。

【薬剤師コラム①】「注意しない・見守る」が、家庭でできる第一歩です

担当薬剤師:宮本先生(調剤薬局・漢方薬局での勤務経験あり)

お子さんのチックのご相談で、親御さんがよく口にされるのが「私の育て方のせいでしょうか」「厳しくしすぎたからでしょうか」という言葉です。

違います。チックは育て方やしつけの問題ではなく、脳や神経の高ぶりやすさという体質が、成長の過程で表に出たものです。ご自身を責める必要はまったくありません。

ご家庭でできるいちばんの支えは、症状を指摘せず、話題にせず、いつもどおりに接することです。本人が「見られている」「怒られる」と意識するほど、緊張が増して症状は出やすくなります。

そのうえで、高ぶりやすい神経の側を漢方で整える——外からは見守り、内からは漢方で支える。この組み合わせが、私たちのおすすめする形です。

【比較表】西洋薬と漢方薬のアプローチの違い

チック症状のケアにおいて、西洋医学と漢方(東洋医学)は異なる視点からアプローチします。

比較項目西洋薬(抗精神病薬など)漢方薬(東洋医学)
主な目的脳内物質を調整し、チック症状を直接抑え込む自律神経の乱れを和らげ、心身の過度な緊張をほぐす
得意なこと症状が重く、生活への支障が大きい場合のコントロールストレス耐性を底上げし、症状が出にくい体質を養う
対象中等症〜重症(トゥレット症など)軽症〜中等症、または大人になって再発した方
併用の可否(漢方との併用は基本的に可能)病院の薬でコントロールしながら、漢方で土台を整えることも可能

漢方的な原因・体質タイプ別の解説

Reiyodoでは、チックを「神経の過緊張(気滞)」や「筋肉のこわばり」として捉え、体質や症状の出方に合わせて漢方薬を組み合わせます。

① 自律神経の乱れ・緊張タイプ

  • こんな方に: ストレス、極度の緊張、または逆に興奮している場面(ゲーム中など)で症状が強まる方(お子様・大人とも)。
  • 漢方の方向性: 「気」の巡りを良くして自律神経の乱れを整え、高ぶった神経を穏やかに保つ漢方を使用します。

② 筋肉の緊張・こわばりタイプ

  • こんな方に: まばたき、首振り、肩すくめなど、体の動き(運動チック)が目立つ方。
  • 漢方の方向性: 筋肉の過度な緊張や痙攣をほぐし、リラックスさせる漢方を組み合わせます。

③ 喉の違和感・音声チックタイプ

  • こんな方に: 咳払い、鼻鳴らし、「んっ、んっ」という喉を鳴らす音声チックが目立つ方。
  • 漢方の方向性: 漢方でいう「梅核気(ばいかくき:喉のつかえ感)」のアプローチを用い、喉の違和感を和らげながらストレスを緩和する漢方を使用します。

※実際のご相談では、全身の体質に合わせて組み合わせます。LINE相談を通じて、薬剤師が丁寧に見立てます。
※体質によって製剤と分量が変わるため、漢方薬のお名前だけをお伝えすることはしていません。

【改善実例】嶺耀堂での体質改善エピソード

漢方による体質ケアは、体の内側から緊張をほぐしていくため、個人差はありますが、じっくりと時間をかけて取り組むことをおすすめしています。

【1歳頃から続いた複数のチック症状:9歳 女児(親御様からのご相談)】

  • ご相談時: 1歳頃から症状が出始め、鼻や喉を鳴らす・目をキョロキョロさせる・顔をしかめる・寝る前のえずきなどが続いており、ご相談いただきました。
  • 漢方の見立て: 自律神経を整えて症状を和らげる漢方に、その働きを高めて神経を安定させる補助の漢方を組み合わせました。
  • 経過: 服用4ヶ月後には、寝る前のえずきがなくなってきて、寝つきも良くなり、少しずつ変化を実感。1年後には、症状はご本人の体感で10→6〜7まで改善。たまに出るものの、全体的には落ち着いているとのこと。経過の長い方は時間がかかる傾向がありますが、継続することで心身の土台が養われていきます。

【大人になってからの再発:40代 女性】

  • ご相談時: 小学生の頃にあったチックが長年治まっていたものの、1ヶ月前から再発。仕事のストレスとともに徐々に悪化しているとのことでご相談いただきました。
  • 漢方の見立て: 自律神経を整えてチックの症状を緩和する漢方に、症状を落ち着かせる補助の漢方を組み合わせました。
  • 経過: 服用1ヶ月後には症状が緩和されて楽になったとのこと。2ヶ月後には体調もとても良く、チックは落ち着いた状態に。3ヶ月後、症状は落ち着いたまま過ごせており、ご本人のご希望で漢方終了となりました。

このほかにも、10代のお子さんを中心に、チックの経過報告を多数公開しています。

【薬剤師コラム②】大人の再発チックは、体からの「休め」のサインです

担当薬剤師:武田先生(病院・調剤薬局での勤務経験あり)

「子どもの頃のチックが、大人になって戻ってきた」というご相談は、実は珍しくありません。きっかけを伺うと、ほぼ共通して、仕事や生活での「強いストレスや疲労」があります。

もともと神経が高ぶりやすい体質の方が、限界近くまで張り詰めたとき、体は昔と同じ形で「これ以上は無理!」というサインを出す——大人の再発チックは、そういう現象だと私たちは見ています。

ご紹介した40代の方も、自律神経を整える漢方で、3ヶ月で落ち着かれました。症状を「恥ずかしいもの」と隠して耐えるより、「体からの休めのサイン」と受け取って土台を整える方が、ずっと穏やかな日常への早道になりますよ。

自宅でできるセルフケア・対応

  1. 指摘しない・叱らない: 「またやってる」「やめなさい」の一言が、本人の緊張を増やし、症状を悪化させます。気づいても、いつもどおりに接することが一番の薬です。
  2. 睡眠のリズムを守る: 疲労と睡眠不足は悪化要因です。寝る前のスマホやゲームの時間を減らし、脳を休ませる十分な睡眠を確保しましょう。
  3. 行事や環境変化の前後は、ゆとりを: 発表会・進級・引っ越しなど、緊張が高まる時期は症状が出やすくなります。「この時期は出るもの」と構え、予定を詰め込みすぎないことが大切です。
  4. アレルギーの時期はそのケアも: 花粉症などのアレルギー症状が出る時期に、チックが悪化することがあります。鼻や目のかゆみのケアも並行して行いましょう。

ご相談の流れ——LINEだけで完結します

Reiyodoのご相談はLINEを中心に行います(お電話・Zoomでのご相談も可能です)。
ご来店は不要で、全国どこからでもご相談いただけます。親御さんからの代理相談も、そのままどうぞ。

  • 1. LINEで無料相談:カンタンな事前ヒアリングは最短3分。受付は24時間、営業時間内(夜21時まで)に薬剤師がご返信します
  • 2. 体質の見立てとご提案:症状の種類・出やすい場面・睡眠・アレルギーの有無など全身から見立てます
  • 3. お薬のお届け:ご納得いただけた場合のみご購入へ。全国対応・最短で翌日に届きます。定期購入ではありません

よくあるご質問(FAQ)

子どもでも漢方を飲めますか?

はい、漢方は自然由来の生薬からできており、多くの場合でお子様も服用いただけます。
実際に、このページでご紹介したように、小さなお子さんの経過報告が多数あります。
味が心配な場合の飲ませ方の工夫(服薬ゼリーの使用など)も、あわせてご案内しますのでご安心ください。

病院の薬(抗精神病薬など)と併用できますか?

ほとんどの場合で併用可能ですが、お薬の種類によって飲み合わせの確認が必要です。
服用中のお薬をお薬手帳などでLINEでお知らせいただければ、薬剤師が確認しながらご提案します。
病院のお薬を自己判断で中止しないようにしてください。

新学期や行事のたびに悪化します。どうすればいいですか?

環境の変化や緊張が高まる時期の悪化は、チックの典型的なパターンです。
まずは親御さんが「行事の前は出るもの」と構えておくだけでも、ご家庭の空気が緊張しにくくなります。
時期が分かっているなら、その前から漢方で自律神経の土台を整えておく計画的なケアもご提案できます。

費用はどのくらいかかりますか?

ご相談は何度でも無料で、料金がかかるのはお薬をご購入いただく時だけです。
お薬代は体質や組み合わせによって変わるため一律ではありませんが、ご予算に合わせたご提案が可能です。
内容と金額にご納得いただけた場合のみご購入いただく流れで、定期購入ではありません。

まとめ:見守りながら、内側から支えていきませんか

チック症は、単なる癖でもしつけの問題でもなく、神経の高ぶりやすさのサインです。

「指摘しない・叱らない」というご家庭での見守りと、自律神経を整える漢方の両輪で、心身の過度な緊張を和らげていくことができます。

(※1年以上続く場合や生活への支障が大きい場合は、専門医療機関への受診も並行してください)

「またやってる」と気を揉む毎日から、安心して見守れる毎日へ。

オンライン漢方薬局 嶺耀堂(Reiyodo)の薬剤師が、LINEを通じてじっくりとあなたやご家族の体質づくりに伴走します。親御様からの代理相談も受け付けておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。

実際のご相談の経過は、症例まとめからご覧いただけます。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

お届けする漢方について

当店では、医薬品である生薬を粉状にした ❝散剤❞ と呼ばれる、漢方薬を提供しています。市販のエキス剤よりも効果が期待できる、煎剤よりも飲みやすく安価なことから、現代のライフスタイルにより適していると考えたためです。さらに漢方の魅力をひきだすため、その方の体質・体調に合わせて専売薬局のみが取り扱える❝補剤❞を漢方薬と一緒に提供いたします。

オンラインだからできるサービス

服用中のお客様には、体調のお伺いをLINEを通しておこなっております。さらに体質や症状緩和の進み具合をみて、日々行える養生提案=ご自身で体調を整える方法 もアドバイスしております。 飲んだら終わりではなく、長く良い状態で過ごせることをスタッフ全員で目指しております。

専売薬局だけが取扱える、高品質な漢方薬を取り扱っています

取扱っているのは医薬品である漢方薬。 さらに伝統漢方研究会が製造する、専売薬局だけが取扱える漢方製剤になります。 一般的なドラッグストアなどでは入手することのできない、高品質なものを取り扱っています。 またお客様の体質を元に、漢方製材や生薬、自家製漢方薬をバランスよく組合わせることで、ご予算に合わせた提案をお出しすることができます。

漢方薬は近年、その効果が注目されていますが、世間の認知度はまだまだ低いのでは?と感じています。効き目が穏やか、副作用が無い、味はとても苦い、、実はそんなことはありません。症状によっては効果がすぐに感じるものや、副作用の強い生薬も存在します。カラダに合った漢方薬は、甘みを感じることもあると言われています。

私たちが一番伝えたい漢方薬選びのポイントは「ひとりひとりに合わせた薬を選ぶ」ということです。効果を最大限に引き出すためには、細かい症状の出方、その方の体質を考慮する必要があります。Reiyodoのオンライン漢方相談薬局では、AIによる体質チェックと漢方薬剤師のヒアリング、電話相談を組み合わせることで、みなさまの健康をサポートするお守りのような存在でありたいと、スタッフ一同研鑚しております。

漢方薬剤師 宮本 貴美(みやもと たかみ)

調剤薬局、漢方薬局での勤務を経験

漢方以外にもアーユルヴェーダ・メディカルハーブ・アロマ・分子栄養学など幅広く学び、国際中医師も所持

関心のある疾患は、婦人科疾患、不妊症、皮膚疾患

【趣味】
美味しいお店巡り、ヨガ、旅行、読書

漢方薬剤師 薬局長 武田 隆芳(たけだ たかよし)

実績:病院勤務4年・調剤薬局勤務8年の臨床経験 合計12年間

西洋医学の最前線で多くの患者さんと向き合う中で、薬で症状を抑えるだけではない「根本的な治癒」への渇望が芽生える。

・「身近な人の悩みにもっと深く関わり、本当に治る手助けがしたい。」
・「薬だけでなく、身体の内側から体質を変えていく感動を伝えたい。」

という強い想いから漢方の道へ。 現在は呼吸器や皮膚トラブル、精神疾患などを得意とし、漢方薬のご提案はもちろん、食事や生活習慣のアドバイスまで含めた「二人三脚のサポート」を行っています。

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このページの運営者情報

監修医師 江越正敏先生

監修医師:江越 正敏 先生
佐賀大学医学部を卒業後、病院・美容クリニックでの勤務経験を経て、都内にて美容医療クリニックを開業。
精神科医としても臨床に当たり、現在は都内4店舗のクリニックの総院長を兼任。

  • 薬局の名称:漢方薬局 嶺耀堂(オンライン漢方相談薬局 Reiyodo)
  • 薬局開設許可番号:4新保衛薬第28号
  • 所在地:東京都新宿区愛住町19-16 富士ビル2F
  • 代表薬剤師:武田 隆芳
  • 取り扱うのは医薬品である漢方薬です。伝統漢方研究会が製造する、専売薬局のみ取り扱いできる漢方製剤を使用しています

姉妹店「漢方薬局 太陽堂」は、漢方薬局総合部門で全国実力薬局100選に選出されています。
太陽堂で研鑽を積んだ薬剤師がReiyodoにも在籍しているため、オンラインでも安心してご相談ください。