毎年繰り返す「あせも(汗疹)」の原因は?西洋医学と漢方で整える、汗に悩まない肌作り

「毎年、夏になると同じ場所にあせもができて痒い……」

「大人になってからも、腕の内側や首にぶつぶつが繰り返しできる」

「子どものあせもが、塗り薬だけではなかなか良くならない」

「そもそも汗の量が多くて、夏が来るのが憂うつ」

オンライン漢方薬局「Reiyodo(嶺耀堂)」には、全国からこのような「あせも(汗疹)」のお悩みが寄せられています。

毎年同じ季節に繰り返すあせもは、「汗をかいたから」という理由だけでは説明がつきません。私たちは、「汗のかき方=体の水はけのバランス」の側からアプローチすることで、肌の土台を養い、あせもを繰り返しにくくしていける症状だと考えています。

このページでは、来店不要・全国対応のオンライン漢方相談薬局Reiyodo(嶺耀堂)が、あせもに対する西洋医学と漢方(東洋医学)の考え方、実際の改善エピソードをまとめて解説します。

【この記事の結論:「あせも(汗疹)」に対する漢方の考え方】

  • 症状の正体(原因): 西洋医学では「大量の汗による汗管(汗の通り道)の詰まりと炎症」と捉えますが、漢方ではその根本に「体内の水の巡りの停滞(水滞)と、過剰な熱」があると考えます。
  • 漢方の解決策: 炎症を無理に抑え込むのではなく、漢方で体内の「水はけ」と「熱のバランス」を整えることで、汗が一点に集中して詰まるのを防ぎ、肌の土台を健やかに養います。
  • 対象となる主な疾患・お悩み: あせも(水晶様汗疹・紅色汗疹)、多汗症、慢性的な湿疹、むくみ・水太り

※ご相談は無料です。料金がかかるのは、お薬をご購入いただくときだけです。
お子様についてのご相談(代理相談)もそのまま受け付けています。

西洋医学的なメカニズムと病院でのお薬

あせも(汗疹:かんしん)は、高温多湿な環境や運動、発熱などで大量に汗をかいたとき、汗を皮膚の表面に排出する「汗管(かんかん)」が詰まり、汗がスムーズに出られなくなることで起こる皮膚の炎症です。0〜12歳のお子さんに多いですが、どの年代にも現れます。

あせもの3つの種類

  • 水晶様汗疹(すいしょうようかんしん): 皮膚のごく浅い部分で詰まり、小さな透明の水ぶくれができるタイプ。痒みはほとんどなく、数日で自然に目立たなくなります。
  • 紅色汗疹(こうしょくかんしん): 一般に「あせも」と呼ばれるものです。痒みと赤いぶつぶつが出ます。掻き壊すと湿疹化したり、細菌が増えて膿(とびひなど)を持つこともあります。
  • 深在性汗疹(しんざいせいかんしん): 紅色汗疹を繰り返すことで皮膚の深い部分に起こる、日本ではまれなタイプです。

一般的な処方薬と市販薬

皮膚科を受診した場合や、ドラッグストアで市販薬を選ぶ場合、以下のようなお薬が用いられます。

  • ステロイド外用薬(塗り薬): 赤みや強い痒み(炎症)を素早く鎮めるお薬です。症状の強さに合わせて強さ(ランク)が選ばれます。
  • 抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬(飲み薬): 痒みが強く、夜眠れない場合などに処方され、痒みのもとになる物質の働きをブロックします。
  • 非ステロイド性消炎塗布剤: 比較的軽いあせもや、市販のあせも治療薬(あせも水など)によく含まれています。

西洋薬(特に塗り薬)は「今そこにある炎症と痒みを鎮める」ことには非常に優れています。しかし、「毎年同じ場所に繰り返す」という方は、汗のかき方そのもの(体質)を見直す必要があるかもしれません。

【薬剤師コラム①】大人のあせもは、「水はけ」の問題です

担当薬剤師:宮本先生(調剤薬局・漢方薬局での勤務経験あり)

「大人なのに、毎年あせもができるんです」と、少し恥ずかしそうにご相談される方がいらっしゃいます。決して恥ずかしいことではありません。それは大切な体質のサインです。

漢方では、体の水分代謝を「水の巡り」として捉えます。水の巡りが滞ると、行き場を失った水分が汗として過剰にあふれ、汗管が詰まりやすくなります。つまり、繰り返すあせもの土台は、皮膚表面の問題だけでなく、体内の「水はけの悪さ」にあることが多いのです。

水の巡りが整うと、余分な水分が尿など汗以外のルートでもスムーズに排泄されるようになり、汗のかき方そのものが変わっていきます。「むくみやすい」「雨の日に体が重い」といった症状を併せ持つ方は、特にこのタイプかもしれません。

【比較表】西洋薬(塗り薬)と漢方薬(内服)の役割の違い

あせもケアにおいて、西洋薬と漢方薬は相反するものではなく、素晴らしい「チーム」として働きます。

比較項目西洋薬(ステロイド外用薬など)漢方薬(東洋医学)
主な役割「今ある火事(炎症)」を消す「火事(炎症)が起きにくい森(体質)」を育てる
得意なこと強い痒み・赤みを局所的に素早く鎮める水分代謝を整え、過剰な発汗や熱ごもりを和らげる
使用のタイミング症状が強く出ている時(対症ケア)毎年繰り返すのを防ぎたい、根本的な体質ケアをしたい時
相乗効果・併用漢方で肌の土台を整えながら、辛い時は塗り薬で保護する「併用」が非常に効果的です。

漢方的な原因・体質タイプ別の解説

Reiyodoでは、あせもの状態と体質に合わせて、大きく2つの方向から漢方薬を組み合わせ、体を整えていきます。

① 皮膚の熱・炎症を和らげる方向

  • こんな方に: 赤みや痒みを伴うぶつぶつ(紅色汗疹)が今まさに出ている方。熱を持っている方。
  • 漢方のアプローチ: 体の中にこもった過剰な熱を冷まし、皮膚の炎症を和らげる漢方に、痒みを落ち着かせるためのミネラル成分を含む漢方などを組み合わせます。

② 水の巡りを整える方向(多汗の土台ケア)

  • こんな方に: 汗の量が多い方、毎年同じ季節に繰り返す方、体が重くむくみやすい方。
  • 漢方のアプローチ: 胃腸の働きを助け、体全体の「水の巡り(水滞の解消)」を整える漢方を使用します。余分な水分が汗だけに集中しない状態を養う、繰り返し予防の要です。

※実際のご相談では、炎症を和らげつつ水はけを整えるよう、両方を組み合わせる方がほとんどです。LINE相談を通じて、薬剤師が体質を見立てます。
※体質によって製剤と分量が変わるため、漢方薬のお名前だけをお伝えすることはしていません。

【改善実例】嶺耀堂での体質改善エピソード

漢方による体質ケアは、体の内側から水分バランスを整えていくため、個人差はありますが、3〜4ヶ月ほどじっくり取り組むことをおすすめしています。

【毎年5月から両腕にあせもが広がる 30代 女性】

  • ご相談時: 社会人になった9年前から症状が出始め、毎年5月頃から両腕の内側にあせもができて痒いとのことでご相談いただきました。
  • 漢方のアプローチ: あせもの炎症を緩和する漢方に、全身の水の巡りを整える補助の漢方を組み合わせました。
  • 経過(1ヶ月後): 症状はだいぶ落ち着き、時々痒い日はあるものの、以前のようにブワッと広がることはなくなりました。
  • 経過(4ヶ月後): あせもはほぼ出なくなり、体調も安定したため、いったん漢方を終了して様子を見る形になりました。9年続いた「毎年の夏の憂うつ」に区切りをつけることができました。

【初夏になると背中・首・胸周りまで広がるあせも:50代 女性】

  • ご相談時: 初夏になり汗をかくと、背中・首・胸周り・両腕・お腹周りにあせもが出る。背中は全体的に赤く、痒みもつらく、ほてる感じがするとのご相談。
  • 漢方のアプローチ: 発散を促し、炎症を鎮めて痒み・赤みを抑える漢方に、水の巡りを整えて汗を調節し、痒みなどを和らげる補助の漢方を組み合わせました。
  • 経過(1〜2ヶ月): 1ヶ月でキツい痒みはなくなり、「以前より楽になった」と実感。2ヶ月後には痒みはほとんどなく、所々に発疹が残る程度に。
  • 経過(3ヶ月後): 汗をあまりかかなくなったこともあり、赤み・痒み・発疹はなくなってきたとのこと。ご本人のご希望もあり、体質改善を進めるため現在も服用を継続されています。

このほか、皮膚のお悩みの経過報告を多数公開しています。
皮膚疾患の症例一覧を見る

【薬剤師コラム②】お子さんのあせも、代理相談で大丈夫です

担当薬剤師:武田先生(病院・調剤薬局での勤務経験あり)

あせもはお子さんにとても多い症状です。「小さな子どもに漢方って飲ませられるの?」というご質問をよくいただきますが、漢方は自然由来の生薬からできており、多くの場合でお子様にも服用いただけます。(味が心配な場合は、服用の工夫もお伝えします)

また、ご相談は親御さんからの「代理相談」でまったく問題ありません。LINEでお子さんの年齢・性別・普段の汗のかき方、患部のお写真などを送っていただければ、しっかり見立てを行います。

「掻き壊して跡になる前に」が、お子さんのあせもケアの合言葉です。毎年繰り返しているなら、汗のかき方の体質から一緒に見直してあげましょう。

自宅でできるセルフケア・食養生

  1. 汗をかいたら、こまめに流す・拭く: 汗管の詰まりを防ぐ基本です。シャワーを浴びるか、濡れタオルで優しく押さえるように拭きましょう。ゴシゴシこするのはNGです。
  2. 通気性のよい服装を: 綿など吸湿性のよい素材を選び、熱や湿気がこもらない工夫をしましょう。
  3. 冷たい飲みものの摂りすぎに注意(食養生): 暑いと氷入りの飲み物をガブ飲みしたくなりますが、水分の摂りすぎや胃腸の冷やしすぎは「水の巡り」を滞らせ、かえってあせもやむくみの原因になります。常温の水をこまめに飲むのが基本です。
  4. 掻かない工夫: 掻き壊しは湿疹化や化膿のもとです。痒みが強いときは保冷剤などをタオルに包んで冷やしてしのぎ、爪は短く切っておきましょう。

ご相談の流れ——LINEだけで完結します

Reiyodoのご相談はLINEを中心に行います(お電話・Zoomでのご相談も可能です)。
ご来店は不要で、全国どこからでもご相談いただけます。お子様の代理相談も可能です。

  • 1. LINEで無料相談:カンタンな事前ヒアリングは最短3分。受付は24時間、営業時間内(夜21時まで)に薬剤師がご返信します
  • 2. 体質の見立てとご提案:患部の状態だけでなく、汗のかき方・むくみ・水分の摂り方など全身から見立てます
  • 3. お薬のお届け:ご納得いただけた場合のみご購入へ。全国対応・最短で翌日に届きます。定期購入ではありません

よくあるご質問(FAQ)

子どもでも漢方を飲めますか?

はい、基本的に自然由来の生薬なので、多くの場合でお子様も服用いただけます。
実際にReiyodoでは多くのお子様が服用されています。味が心配な場合は、はちみつなどと一緒に飲む工夫もご案内できます。
年齢やご様子をお知らせいただければ、薬剤師が判断してご提案します。

市販の塗り薬や、皮膚科の薬(ステロイドなど)と漢方は併用できますか?

はい、併用していただけます。塗り薬は「今ある皮膚の炎症・痒み」を外から鎮めるもの、漢方は「汗をかきすぎる体質・水の巡り」を内側から整えるものです。
役割が異なるため、辛い時は塗り薬で保護しながら、漢方で体質を整えていくのが最もスムーズな方法です。
毎年繰り返しているなら、外からのケアだけでは土台が変わっていないサインです。

なぜ毎年、同じ場所(腕の内側や首など)にできるのですか?

汗が溜まりやすくこもりやすい部位(腕の内側、首、ひじやひざの裏など)は、毎年同じ物理的条件がそろうためです。
さらに漢方では、その背景に「水の巡りの偏り」があると考えます。
場所が毎年同じであることは、体質を見立てる大事なヒントになります。ご相談時にぜひ教えてください。

病院を受診する目安はありますか?

掻き壊してジクジクと汁が出ている、痛みや熱を持っている、黄色い膿が出ている(とびひの疑い)といった場合は、細菌感染の可能性が高いため、まずは皮膚科を受診してください。
適切な処置を受けたうえで、繰り返しにくい体質づくりの側は漢方でお手伝いできます。

費用はどのくらいかかりますか?

ご相談は何度でも無料で、料金がかかるのはお薬をご購入いただく時だけです。
お薬代は体質や組み合わせによって変わるため一律ではありませんが、ご予算に合わせたご提案が可能です。
内容と金額にご納得いただけた場合のみご購入いただく流れで、定期購入ではありません。

まとめ:「毎年の夏の悩み」を、体質から変えていきませんか

あせもは「汗管の詰まり」による炎症ですが、繰り返す背景には「水の巡りの滞り=過剰な汗のかき方」という体質のサインが隠れています。

塗り薬で今ある炎症を和らげつつ、漢方で「水はけの良い体の土台」を養うことで、来年の夏をあせもを気にせず迎えるための準備ができます。

お子さんのあせもについて、親御さんからの代理相談も大歓迎です。

来年の夏を、あせもを気にせず迎えるための準備は、今からできます。
オンライン漢方薬局 嶺耀堂(Reiyodo)の薬剤師が、LINEを通じてじっくりとあなたの体質づくりに伴走します。

実際のご相談の経過は、症例まとめからご覧いただけます。

「毎年繰り返す」に悩んでいる方は、こちらの記事もどうぞ。

関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。

お届けする漢方について

当店では、医薬品である生薬を粉状にした ❝散剤❞ と呼ばれる、漢方薬を提供しています。市販のエキス剤よりも効果が期待できる、煎剤よりも飲みやすく安価なことから、現代のライフスタイルにより適していると考えたためです。さらに漢方の魅力をひきだすため、その方の体質・体調に合わせて専売薬局のみが取り扱える❝補剤❞を漢方薬と一緒に提供いたします。

オンラインだからできるサービス

服用中のお客様には、体調のお伺いをLINEを通しておこなっております。さらに体質や症状緩和の進み具合をみて、日々行える養生提案=ご自身で体調を整える方法 もアドバイスしております。 飲んだら終わりではなく、長く良い状態で過ごせることをスタッフ全員で目指しております。

専売薬局だけが取扱える、高品質な漢方薬を取り扱っています

取扱っているのは医薬品である漢方薬。 さらに伝統漢方研究会が製造する、専売薬局だけが取扱える漢方製剤になります。 一般的なドラッグストアなどでは入手することのできない、高品質なものを取り扱っています。 またお客様の体質を元に、漢方製材や生薬、自家製漢方薬をバランスよく組合わせることで、ご予算に合わせた提案をお出しすることができます。

漢方薬は近年、その効果が注目されていますが、世間の認知度はまだまだ低いのでは?と感じています。効き目が穏やか、副作用が無い、味はとても苦い、、実はそんなことはありません。症状によっては効果がすぐに感じるものや、副作用の強い生薬も存在します。カラダに合った漢方薬は、甘みを感じることもあると言われています。

私たちが一番伝えたい漢方薬選びのポイントはひとりひとりに合わせた薬を選ぶということです。効果を最大限に引き出すためには、細かい症状の出方、その方の体質を考慮する必要があります。Reiyodoのオンライン漢方相談薬局では、AIによる体質チェックと漢方薬剤師のヒアリング、電話相談を組み合わせることで、みなさまの健康をサポートするお守りのような存在でありたいと、スタッフ一同研鑚しております。

漢方薬剤師 宮本 貴美(みやもと たかみ)

調剤薬局、漢方薬局での勤務を経験

漢方以外にもアーユルヴェーダ・メディカルハーブ・アロマ・分子栄養学など幅広く学び、国際中医師も所持

関心のある疾患は、婦人科疾患、不妊症、皮膚疾患

【趣味】
美味しいお店巡り、ヨガ、旅行、読書

漢方薬剤師 薬局長 武田 隆芳(たけだ たかよし)

実績:病院勤務4年・調剤薬局勤務8年の臨床経験 合計12年間

西洋医学の最前線で多くの患者さんと向き合う中で、薬で症状を抑えるだけではない「根本的な治癒」への渇望が芽生える。

・「身近な人の悩みにもっと深く関わり、本当に治る手助けがしたい。」
・「薬だけでなく、身体の内側から体質を変えていく感動を伝えたい。」

という強い想いから漢方の道へ。 現在は呼吸器や皮膚トラブル、精神疾患などを得意とし、漢方薬のご提案はもちろん、食事や生活習慣のアドバイスまで含めた「二人三脚のサポート」を行っています。

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このページの運営者情報

監修医師 江越正敏先生

監修医師:江越 正敏 先生
佐賀大学医学部を卒業後、病院・美容クリニックでの勤務経験を経て、都内にて美容医療クリニックを開業。
精神科医としても臨床に当たり、現在は都内4店舗のクリニックの総院長を兼任。

  • 薬局の名称:漢方薬局 嶺耀堂(オンライン漢方相談薬局 Reiyodo)
  • 薬局開設許可番号:4新保衛薬第28号
  • 所在地:東京都新宿区愛住町19-16 富士ビル2F
  • 代表薬剤師:武田 隆芳
  • 取り扱うのは医薬品である漢方薬です。伝統漢方研究会が製造する、専売薬局のみ取り扱いできる漢方製剤を使用しています

姉妹店「漢方薬局 太陽堂」は、漢方薬局総合部門で全国実力薬局100選に選出されています。
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