「皮膚科の塗り薬を使っても、治ってはまたできるの繰り返し」
「ニキビ跡も残って、見た目が気になる」
「生理前になると、決まって肌が荒れる」――。
ニキビのご相談で、私たちが実際によく伺う言葉です。
この記事では、なぜニキビは「治ってもまたできる」を繰り返すのか、ご相談で見ている4つのタイプ、そして実際のご相談の経過を、オンライン漢方相談薬局の嶺耀堂(Reiyodo)が解説します。
中学生・高校生の頃にニキビが始まり、そのままずっと悩み続けている——そんな方にこそ読んでいただきたい内容です。
目次
【この記事の結論:繰り返すニキビに対する漢方の考え方】
- ニキビは「体からのSOSサイン」: 食生活・ストレス・睡眠・ホルモンバランスなど、肌の外ではなく、体の内側に繰り返す原因が隠れていることが多くあります。
- タイプは大きく4つ: 解毒機能の低下/血の巡りの悪化/食事の影響(食毒)/ホルモンバランスの乱れ。
タイプによって、お選びする漢方の方向性が変わります。
- 塗り薬とは役割分担: 皮膚科の塗り薬は「今できている炎症を外側から鎮める」のが得意。
漢方は「ニキビができにくい体質へ内側から変えていく」のが得意です。両方の併用ができます。
- 大事な注意: 皮膚科の塗り薬・飲み薬を自己判断でやめることはおすすめしません。
また、大人になってから突然「赤み+ニキビのようなもの」が出てきた場合は、酒さという別の病気のこともあります(記事の後半でご案内します)。
こんな方からのご相談が多いです
嶺耀堂のニキビのご相談で多いのは、たとえばこんな方です。
- 20代女性: 小学生の頃からニキビに悩んでおり、大人になった今も続く。生理前は特に肌が荒れる
- 10代男性: 中学生の頃からフェイスラインやおでこにニキビができ始め、顔の脂も多く悩んでいる
- 40代女性: 突然、顔の赤みやニキビのようなものが出てくるようになった
共通しているのは、「顔」という隠せない場所の悩みだ、ということです。
思春期に始まったニキビは「そのうち治るよ」と言われがちですが、10年たっても続いている方は珍しくありません。
洗顔や清潔さの問題ではなく、体質が関わっているからこそ、外側のケアだけでは追いつかないのです。
西洋医学の視点
ニキビは、皮脂の分泌が増えて毛穴が詰まり、そこにアクネ菌が増えて炎症を起こすことで赤く腫れていきます。
皮膚科では、毛穴の詰まりを改善する塗り薬や、炎症・アクネ菌に対する抗菌薬の外用・内服が治療の中心です。
「今できている炎症を外側から鎮める」ことが得意な治療です。
嶺耀堂は「皮膚科をやめて漢方に」とは考えていません。
塗り薬で今の炎症を抑えながら、「なぜ次々と新しいニキビができるのか」という体質の側を漢方で整えていく、という組み合わせのご相談が多くなっています。
漢方の視点:同じニキビでも、タイプは4つに分かれます
嶺耀堂では、ニキビのご相談を、東洋医学の観点から大きく4つのタイプに分けて見立てています。
ご自身に当てはまりそうなところを探しながら読んでみてください。
| タイプ | 当てはまるサイン | 漢方の方向性 |
|---|
| 解毒機能の低下 | 若い頃からのニキビ体質で、できると治りが遅い | 解毒を助ける漢方 |
| 血の巡りの悪化(瘀血) | ニキビ跡が赤黒く残りやすい。生理痛や肩こりを伴う | 血の巡りを整える漢方 |
| 食毒(食事の影響) | 脂っこいもの・甘いもので悪化しやすい。便秘がち | お通じや解毒機能を整え、食事の影響を緩和する漢方 |
| ホルモンバランスの乱れ | 生理前・更年期・出産後に悪化しやすい | ホルモンバランスを整える漢方 |
実際には、複数のタイプが重なっている方がほとんどです。
ですから「ニキビにはこの漢方」と1対1で決めるのではなく、ニキビのできる場所やタイミング・便通・生理との連動など、体調全体を伺ったうえで組み合わせを設計していきます。
症例経過:繰り返すニキビのご相談
実際に嶺耀堂へご相談いただいた方の経過を、3件ご紹介します。
※お一人おひとりの実例であり、感じ方や期間には個人差があります。
① 20代女性:小学生の頃から続くニキビ、生理前の肌荒れ
小学生の時からずっとニキビに悩んでおり、現在も大人ニキビがポツポツでき、生理前は特に肌が荒れるとのご相談でした。
「ホルモンバランスを整え、炎症を鎮めてニキビを改善する漢方」と「解毒機能を高め、体質改善を促す補助の漢方」の2種類をお組みしました。
2ヶ月後「コメド(白い詰まり)はまだできるが、前より大きなニキビはできにくくなった気がする」、3ヶ月後「体調は順調」。
6ヶ月後にはご本人の実感で「つらさ10→4」まで変化し、漢方を減量して様子を見ることになりました。
さらなる体質改善を目指して、現在も服用を続けていらっしゃいます。
→ この方の経過報告の原文を読む
② 10代後半男性:中学生から続くニキビと顔の脂
中学生の頃からこめかみ・フェイスライン・おでこにニキビができ始め、顔の脂も多く悩んでいるとのご相談でした。
「清熱や解毒を促し、ニキビを緩和する漢方」と「解毒機能を高め、体質改善を促す補助の漢方」の2種類をお組みしました。
1ヶ月後「赤みが軽減し、新しくできるものの全体的には少し良くなっている」、2ヶ月後「ニキビができても治るまでが早くなった」、3ヶ月後「ニキビ跡の赤みは軽減している」。
4ヶ月後には時々ニキビができる程度でニキビ跡が気になるだけになり、ご本人の実感で「つらさ10→3」まで軽減して、服用終了となりました。
→ この方の経過報告の原文を読む
③ 40代女性:突然出てきた顔の赤みとニキビのようなもの
突然顔に赤みが出るようになり、治ったり再発したりを繰り返し、病院薬で様子を見ていたものの、赤みに加えてニキビのようなものも出てきたとのご相談でした。
「血流を整えて、皮膚の症状を緩和する漢方」と「その働きを高め、体質改善を促す補助の漢方」の2種類をお組みしました。
経過には波があり、2ヶ月目には症状が強くなって皮膚科も受診されましたが、3ヶ月目「少し落ち着いて、やや赤みが引いたように思う」。
4ヶ月後には赤みがだいぶ落ち着き、皮膚科の先生にも「落ち着いてきた」と言われたとのこと。ご本人の実感で10→5。
現在もさらなる改善を目指して、服用を続けていらっしゃいます。
→ この方の経過報告の原文を読む
そのほかの実際のご相談の経過(症例まとめ)を見る
ご相談では、こんなことを伺います
嶺耀堂のご相談はLINEを中心に行います。
ニキビのご相談で実際にお伺いしているのは、こんな内容です。
- ニキビのできる場所(おでこ・こめかみ・フェイスライン・顎など)
- 悪化するタイミング(生理前・寝不足・脂っこい食事のあとなど)
- 顔の脂・乾燥の傾向、ニキビ跡の残りやすさ
- お通じの状態、食事の傾向
- 今お使いのお薬(塗り薬・飲み薬)、女性の方は生理周期との連動
「ニキビに悩んでいます」というひと言だけでは、お選びする漢方は決まりません。
上のような内容を伺って、はじめて4つのタイプのどれが重なっているかが見えてきます。
先に知っておいてほしい、2つの注意
①皮膚科のお薬を自己判断でやめないでください
「塗り薬を使っても繰り返すから、もうやめて漢方だけにしたい」というお気持ちを伺うことがありますが、皮膚科のお薬をご自身の判断で急にやめることはおすすめしません。
塗り薬は今できている炎症を鎮める大事な役割を持っています。
漢方は塗り薬の「代わり」ではなく、並行しながらニキビができにくい体質を整えていく形で始めていただけます。
②「突然の赤み+ニキビのようなもの」は、酒さのこともあります
思春期のニキビと違い、大人になってから突然、顔の赤みとともにニキビのようなぶつぶつが出てきた場合は、「酒さ」という別の病気の可能性があります。
酒さはニキビとは見立ても対処も変わってくるため、当てはまりそうな方はこちらの記事をご覧ください。
また、痛みの強い大きなしこりや化膿がひどい場合は、漢方の前にまず皮膚科での治療をおすすめします。
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【先生コラム①】ニキビは「体からのSOSサイン」です
Reiyodoの薬剤師より
ニキビは体からのSOSサインです。
食生活やストレス、睡眠、ホルモンバランスなど、原因は様々です。
ご自身の体と向き合うきっかけにもなりますので、漢方で体の内側から整え、ニキビを繰り返さない「土台作り」を一緒に始めましょう。
【先生コラム②】10代のお子さんのニキビに悩む親御さんへ
Reiyodoの薬剤師より
思春期のニキビは「そのうち治る」と言われがちですが、鏡を見るたびに落ち込んだり、人の視線が気になって下を向いてしまったり——見た目の悩みは、本人にとって大人が思う以上に大きいものです。
そして、ニキビは洗顔をさぼっているからでも、清潔にしていないからでもありません。
嶺耀堂には、親御さんからの代理相談も多くいただいています。
お子さんの性別・年齢・肌の様子をLINEでお聞かせいただければ、ご本人のご相談とまったく同じように見立てられます。
体質から整えて、自信を持って顔を上げられるお手伝いができれば嬉しいです。
よくあるご質問
皮膚科でもらっている塗り薬と一緒に、漢方を飲んでもいいですか?
はい、問題ございません。
皮膚科の塗り薬は「今できている炎症を外側から鎮める」のが得意ですが、漢方薬は「ニキビができにくい体質へ内側から変えていく」のが得意です。
両方を併用することで、より早くキレイな肌を目指すことができます。
漢方薬を飲むと、どのくらいでニキビは落ち着きますか?
症状の経過には個人差があるため、「◯ヶ月で落ち着く」と一概にはお伝えできません。
一般的に、人の体の細胞が生まれ変わるのに3〜4ヶ月かかると言われています。
まずは3ヶ月しっかりと服用いただき、様子を見ていただければと思います。
10代の子どもでも漢方を飲めますか?
はい、基本的に自然由来の生薬をご提供しておりますので、多くの場合でお子さんも服用いただけます。
実際に嶺耀堂では、10代の方のニキビのご相談・服用実績が多数あります。
親御さんによる代理相談も可能ですので、お子さんの年齢・性別・肌の様子をお聞かせください。
店舗まで行けません。
オンラインだけで相談できますか?
はい、嶺耀堂(Reiyodo)はオンライン専門の漢方相談薬局です。
ご相談はLINEを中心に行い、お薬は全国どこへでも発送いたします。
相談料は無料で、お薬のご購入時のみ料金がかかります。
顔のお悩みは対面では話しにくいもの。文章と写真で、ご自身のペースでお聞かせください。
「食べ過ぎやお酒の翌日に肌が悪化する」と感じる方は、こちらの記事もどうぞ。
Reiyodo | 新宿のオンライン漢方相…
404: ページが見つかりませんでした | Reiyodo | 新宿のオンライン漢方相談薬局
忙しく働くみなさまをサポートするオンライン漢方相談薬局。普段仕事が忙しくなかなか時間が作れない方、慢性的な不調を後回ししている方の健康を隙間時間にサポートします
「また繰り返す」を、体質から変えていきませんか
できたニキビを鎮めるケアと、できにくい体をつくるケアは、別のものです。
10年悩んだニキビでも、体質の側から見直す道があります。
「もう体質だから仕方ない」とあきらめる前に、一度お話を聞かせてください。
嶺耀堂(Reiyodo)はオンライン専門の漢方相談薬局です。
全国どこからでも、LINEだけでご相談いただけます。
相談料は無料で、お薬のご購入時のみ料金がかかります。
関係性の深い病気;ご相談も多数いただいております。
お届けする漢方について
当店では、医薬品である生薬を粉状にした ❝散剤❞ と呼ばれる、漢方薬を提供しています。市販のエキス剤よりも効果が期待できる、煎剤よりも飲みやすく安価なことから、現代のライフスタイルにより適していると考えたためです。さらに漢方の魅力をひきだすため、その方の体質・体調に合わせて専売薬局のみが取り扱える❝補剤❞を漢方薬と一緒に提供いたします。
オンラインだからできるサービス
服用中のお客様には、体調のお伺いをLINEを通しておこなっております。さらに体質や症状緩和の進み具合をみて、日々行える養生提案=ご自身で体調を整える方法 もアドバイスしております。 飲んだら終わりではなく、長く良い状態で過ごせることをスタッフ全員で目指しております。
専売薬局だけが取扱える、高品質な漢方薬を取り扱っています
取扱っているのは医薬品である漢方薬。 さらに伝統漢方研究会が製造する、専売薬局だけが取扱える漢方製剤になります。 一般的なドラッグストアなどでは入手することのできない、高品質なものを取り扱っています。 またお客様の体質を元に、漢方製材や生薬、自家製漢方薬をバランスよく組合わせることで、ご予算に合わせた提案をお出しすることができます。
漢方薬は近年、その効果が注目されていますが、世間の認知度はまだまだ低いのでは?と感じています。効き目が穏やか、副作用が無い、味はとても苦い、、実はそんなことはありません。症状によっては効果がすぐに感じるものや、副作用の強い生薬も存在します。カラダに合った漢方薬は、甘みを感じることもあると言われています。
私たちが一番伝えたい漢方薬選びのポイントは「ひとりひとりに合わせた薬を選ぶ」ということです。効果を最大限に引き出すためには、細かい症状の出方、その方の体質を考慮する必要があります。Reiyodoのオンライン漢方相談薬局では、AIによる体質チェックと漢方薬剤師のヒアリング、電話相談を組み合わせることで、みなさまの健康をサポートするお守りのような存在でありたいと、スタッフ一同研鑚しております。