漢方薬剤師 宮本 貴美(みやもと たかみ)

調剤薬局、漢方薬局での勤務を経験
漢方以外にもアーユルヴェーダ・メディカルハーブ・アロマ・分子栄養学など幅広く学び、国際中医師も所持
関心のある疾患は、婦人科疾患、不妊症、皮膚疾患
【趣味】
美味しいお店巡り、ヨガ、旅行、読書
「急に顔がほてり、汗が止まらなくなる(ホットフラッシュ)」
「イライラして家族に当たってしまい、後で落ち込む」
「やる気が出ない、眠れない、疲れが全く取れない」
時代の変化とともに、仕事、家庭、介護など、私たちはやらなくてはならないことに追われ、ご自身のお身体に気を遣う時間を十分にとれないのが現状ではないでしょうか。
実は、多くの女性が更年期の不調を感じていても、実際に「更年期と診断されたことがある」と答える方は1割に満たないというデータがあります。
さらに、男性の更年期と診断された方に至っては0.2割程度にとどまっています。
不眠やイライラなどの精神的な不調から、動悸やホットフラッシュといった身体的・血管運動神経の症状まで、更年期のサインは多岐にわたり、症状の出方も人それぞれです。
そのため、「更年期だと気づかないまま」辛い不定愁訴にお悩みの方が非常に多くいらっしゃいます。
「病院に行くほどではないけれど、毎日が辛い」「ホルモン治療を始めたけれど、思うように不快感が抜けない」Reiyodoでは、こうした慢性的なお悩みに対し、生活習慣の見直しとともに、漢方を用いた根本的な体質づくりをご提案しています。
副作用のリスクをできるだけ抑えながら、心と身体のバランスを整え、あなたらしい笑顔の毎日を取り戻すお手伝いをいたします。
更年期の症状で婦人科や泌尿器科、心療内科を受診した場合、西洋医学では主に「不足しているホルモンを補う」あるいは「今ある辛い症状を直接的に抑える」治療が行われます。
女性の場合は、減少したエストロゲンを補うHRT(ホルモン補充療法)が一般的です。
男性の場合は、減少したテストステロン(男性ホルモン)を注射などで補う治療が行われることがあります。
また、イライラや気分の落ち込みが激しい場合には、抗不安薬や抗うつ薬(SSRIなど)、不眠に対しては睡眠導入剤が処方されることも少なくありません。
(※更年期には、肩こり、頭痛、原因不明の関節痛などを伴う方も多く、痛みを和らげるために日常的にロキソニンなどの解熱鎮痛剤を服用されている方もいらっしゃるかと思います。これらのお薬は一時的に痛みをブロックするには非常に有効ですが、根本的なホルモンバランスの乱れや血流の滞りそのものを解決するものではないため、お薬をやめると痛みを繰り返してしまうケースがあります。)
西洋医学の治療は、現れている症状に対して直接的にアプローチする「対症療法」に優れています。
例えば、風邪を引いた際に解熱剤で熱を下げるように、足りないホルモンを直接補ったり、痛みを鎮痛剤で抑えたりする役割です。
一方、東洋医学(漢方)は、病気や症状の名前ではなく、その方の「証(体質や現在の状態)」に合わせて漢方を選ぶという最大の違いがあります。
女性の閉経に伴う急激なホルモン変化や、男性の緩やかなホルモン減少によって崩れた自律神経のバランス、血流の滞り、エネルギーの不足などを全身から捉え、「未病を癒す(まだ本格的な病気ではない不調の段階で整える)」ことを目指します。
西洋医学だけではアプローチが難しかった複雑な「不定愁訴」に対しても、漢方は非常に相性が良いとされています。
Reiyodoでは、更年期の様々な不調の原因を東洋医学の観点から以下のように捉え、お一人おひとりの体質に合わせてオーダーメイドで漢方をお組みしています。
| 原因のタイプ | 具体的な状態・特徴 | 東洋医学(漢方)のアプローチ方向 |
|---|---|---|
| 自律神経・ストレス (気滞・気逆) | イライラ、気分の浮き沈み、ホットフラッシュ、のぼせ、動悸。 | ホルモン変化やストレスにより「気」が上へ逆上せている状態です。 「自律神経を整え、気を巡らせる漢方」で過緊張を解きほぐします。 |
| 血流の滞り・冷え (お血・血虚) | 肩こり、頭痛、関節痛、手足の冷え、肌の乾燥、くすみ。 | 栄養を運ぶ「血(けつ)」が不足または滞っています。 「血流を整え、血を補う漢方」で全身に潤いと温かさを巡らせます。 |
| 生命力の衰え (腎虚) | 疲労感、不眠、耳鳴り、めまい、足腰の冷え・だるさ。 | (特に男性更年期に多い)成長や生殖を司る「腎」のエネルギーが加齢により減少しています。 「生命力(エネルギー)を補う漢方」で身体のベースを底上げします。 |
担当薬剤師:宮本貴美(調剤薬局・漢方薬局での勤務経験あり)
更年期というと女性特有のものと思われがちですが、実は40代以降の男性でも、テストステロンの減少や仕事のストレスなどが重なり「男性更年期(LOH症候群)」を発症する方が多くいらっしゃいます。
女性のように閉経という明確なサインがないため、単なる「うつ」や「過労」と見過ごされがちで、不眠や激しい疲労感、活力の低下を一人で抱え込んでいる男性からのご相談が後を絶ちません。
東洋医学では、こうした加齢に伴う活力低下を「腎虚(じんきょ)」と捉えます。
漢方で生命力の根源である「腎」を補い、ストレスを和らげることで、働き盛りの世代が再び前を向いて歩めるようサポートさせていただきます。
担当薬剤師:薬局長 武田隆芳(病院・調剤薬局での勤務経験あり)
女性の更年期は、卵巣機能の低下による急激なホルモンバランスの変化が大きな原因です。
病院でHRT(ホルモン補充療法)を受けられている方も多いですが、「ホットフラッシュは良くなったけれど、気分の落ち込みや肩こりは治らない」といったお悩みをよく耳にします。
こうした「お薬でカバーしきれない不定愁訴」こそ、漢方の得意分野です。漢方薬は身体全体のバランスを整えるため、HRTと併用しながら体質改善を進めることで、より快適な毎日を目指すことができます。
病院に行くほどではない不快な症状も、我慢せずにぜひご相談くださいね。
急なのぼせと大量の汗、そして夜中に何度も目が覚めてしまう不眠にお悩みでした。
病院の睡眠薬には抵抗があり、自然に改善したいとのご相談です。
「自律神経を整える漢方(気を降ろす漢方)」を中心に、「血流を整える漢方」をご提案。
服用から1ヶ月ほどで夜間ののぼせが落ち着き、3ヶ月後には朝までぐっすり眠れる日が増え、日中のイライラも大きく和らいだとお喜びいただいています。
仕事への意欲が全く湧かず、休日は起き上がれないほどの疲労感に悩まれていました。
検査でテストステロン値がやや低いと言われたものの、注射治療には踏み切れなかったそうです。
「生命力(エネルギー)を補う漢方」と「気(ストレス)を巡らせる漢方」をお組みしました。
少しずつ朝の目覚めがスッキリするようになり、半年後には本来の活力と仕事への集中力を取り戻すことができました。
婦人科でHRTを受けており、ほてりは改善したものの、鎮痛剤(ロキソニン等)が手放せないほどの頭痛と重い肩こり、めまいが続く状態でした。「血流を整え、水分代謝を良くする漢方」をHRTと併用していただきました。
全身の巡りが良くなることで、次第に頭痛や肩こりの頻度が減り、鎮痛剤に頼る日が劇的に少なくなったとのことです。
漢方薬は自然の生薬から作られており、比較的副作用が少ないと言われていますが、体質に合わないと胃が重く感じたりお腹が緩くなったりすることが稀にあります。
これは、初めて食べる食材でお腹がびっくりするのと同じで、お身体に馴染んでくると落ち着く場合がほとんどです。
Reiyodoでは、症状が出た際の対処法もしっかりお伝えしておりますのでご安心ください。
基本的には、HRTなど病院のお薬と漢方薬の併用は可能です。
Reiyodoには西洋薬の知識も豊富な薬剤師が在籍しておりますので、飲み合わせについて安全を確認いたします。
HRTを開始したけれど不快な症状が残っている場合、漢方を併用して身体全体のバランスを整えることで、症状の緩和に繋がるケースも多くあります。
西洋薬(HRT)は不足したホルモンを直接補うため、特定の症状に対する即効性に優れています。
一方、漢方薬は病気の名前ではなく、その方の「証(体質)」に合わせて、「未病を癒す(体内のバランスを根本から整える)」ことを得意としています。
更年期にまつわる複雑な不定愁訴に対しては、漢方医学的なアプローチが非常に役立ちます。
人の細胞が生まれ変わるサイクルには約3ヶ月かかると言われています。
まずは3ヶ月しっかりと服用を継続していただき、お身体の変化を見ていきます。
症状が長期化している方ほど、根本から整えるために半年〜年単位でお時間がかかる傾向があります。
ご体調を伺いながら、お薬の減量方法についても丁寧にアドバイスさせていただきます。
Reiyodoでは、LINEでのヒアリングを通じて、患者様お一人おひとりの症状・体質に合わせた漢方薬をオーダーメイドでご提案しています。
また、漢方をお渡しして終わりではなく、主訴以外のちょっとしたお悩みや、日常の食事・生活養生についても無料でサポートしております。
どこに相談していいか分からないお悩みも、私たちと一緒に漢方と生活養生の双方向からアプローチしていきましょう。
更年期(男女)のお悩みは、ホルモンバランスの乱れから様々な全身症状を引き起こします。
以下の不調とも関連が強いため、併せてご覧ください。
以下の記事も併せてご覧ください。
【更年期の諸症状】【女性と漢方】【血の道症】【不正出血】【膣乾燥】
【自律神経失調症】【うつ】【不安神経症】【不眠】【LOH症候群(男性更年期)】
【更年期の性交痛】【更年期高血圧】【萎縮性膣炎】【動悸・息切れ】
【耳鳴り・めまい】【肩こり】【ドライマウス】

調剤薬局、漢方薬局での勤務を経験
漢方以外にもアーユルヴェーダ・メディカルハーブ・アロマ・分子栄養学など幅広く学び、国際中医師も所持
関心のある疾患は、婦人科疾患、不妊症、皮膚疾患
【趣味】
美味しいお店巡り、ヨガ、旅行、読書

実績:病院勤務4年・調剤薬局勤務8年の臨床経験 合計12年間
西洋医学の最前線で多くの患者さんと向き合う中で、薬で症状を抑えるだけではない「根本的な治癒」への渇望が芽生える。
・「身近な人の悩みにもっと深く関わり、本当に治る手助けがしたい。」
・「薬だけでなく、身体の内側から体質を変えていく感動を伝えたい。」
という強い想いから漢方の道へ。 現在は呼吸器や皮膚トラブル、精神疾患などを得意とし、漢方薬のご提案はもちろん、食事や生活習慣のアドバイスまで含めた「二人三脚のサポート」を行っています。
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※体質によって製剤と分量が変わりますので、漢方薬のお名前だけをお伝えはしておりません