下痢について
Reiyodoでは東洋学的な観点から下痢を
・腸の炎症
・腸の運動異常
・自律神経の乱れ
・ホルモンバランスの乱れ
が原因と捉えています。
・よく使用される漢方は
「腸の炎症を取る漢方」です。
食生活の乱れなどによって、腸の炎症で大腸の粘膜が傷つくと、下痢や腹痛が起こります。
・腸の運動異常をおこしている場合は
「腸の動きを整える漢方」を使用します。
冷えや暴飲暴食などによって腸の動きが過剰になり、便が腸内を早く通過し、水分が十分に吸収されず下痢を引き起こします。
・ストレスが関わっている場合は
「自律神経を整える漢方」を使用します。
ストレスがあると、自律神経の影響を受けやすい腸の動きが過剰になり下痢を引き起こします。
20〜40代の方に多い過敏性腸症候群(IBS)も主な原因はストレスによる自律神経の乱れです。
詳しくは、
過敏性腸症候群のページもご参照ください。
・女性の場合は
「ホルモンバランスを整える漢方」を使用します。
生理前や生理中に下痢がおこることもあります。
下痢とは
「水分を多く含む便を頻回に排泄する状態」を指します。
1〜2週間以内におさまる「急性の下痢」と1ヶ月以上続く「慢性の下痢」に分かれます。
水様便・粘液便などの下痢が出てしまうのはもちろんの事、酷くなると「腹痛」・「吐き気・おう吐」・「発熱」・「血便」などの症状も。
ひどい下痢になると、体内のカリウムが流れ出るため疲労感につながり、心身共に大きな負担がかかります。
下痢は小・中高生頃から働き盛りの年齢の方によく見られ、男性に多い症状です。
急性の下痢は細菌感染や暴飲暴食が主な原因で、日常的にも起こり、1週間程度で改善が見られる方が多いです。
慢性の下痢の原因は様々で、
・ストレス、暴飲暴食、消化不良による、「大腸の過剰な亢進」
・腸の炎症・腸の粘膜の弱りによる「大腸の水分過多」
過敏性腸症候群(IBS)などの大きな病気になると1日10回以上の下痢がみられることも多いです。
ご利用者様から
①30歳代 男性
仕事のストレスから「下痢」に苦しむことが多くなりご相談に来られました。
1日5回以上の下痢、毎回ではないが腹痛も辛いとの事。
「自律神経を整える漢方薬」、「腸の炎症を取る漢方薬」を使った所、下痢も少なくなり腹痛で苦しまなくなったとの事でした。
②40歳代 男性
10年以上前から下痢をするようになり「過敏性腸症候群」と診断、ここ最近酷くなりご相談に来られました。
「自律神経を整える漢方薬」、「腸の動きを整える漢方薬」を使った所、下痢もほとんどしなくなり調子良く過ごせているとの事でした。
③20歳代 女性
何年か前より「下痢」をするようになり、こちらにご相談に来られました。
生理前になると下痢をするようになり、生理が始まると下痢が止まるとの事。
「ホルモンを整える漢方薬」、「腸の炎症を取る漢方薬」を使った所、下痢もしなくなり生理痛も治まったとの事でした。
下痢の漢方薬
・腸の炎症を取る漢方
・腸の動きを整える漢方
・自律神経を整える漢方
・ホルモンバランスを整える漢方
これらの漢方薬を、お客様の体質・症状に合わせて
オーダーメイドでお組みさせていただきます。