子供の心のお悩みに使われる漢方薬
Reiyodoでは東洋医学の観点から子供の心のお悩みを以下のような「体のバランスの乱れ」が原因と考えています
・ 気(エネルギー)の巡りの乱れ
・こころの栄養不足
・胃腸の虚弱
・水の巡りの悪さ
・ホルモンバランスの乱れ
お子さまの心の不調は、単なる性格の問題や甘えではなく、体と心のバランスの乱れが背景にある場合も少なくありません。Reiyodoでは、お一人おひとりの体質や症状に合わせて、以下のような漢方薬を用いたサポートを行っています。
・最も良く使われるのは、「気のめぐりを整える漢方」です。ストレスや緊張により不安になったり、癇癪を起こしやすい場合には、「気のめぐりを整える漢方」で様子を見ていきます。
・不安感が強く驚きやすい、夢が多い不安感が強いなどの症状がある場合には、「心のを養う漢方」を使用します。
・吐き気や腹痛、食欲不振などで学校に行けない場合には「胃腸の調子を整える漢方」を使用します。
・朝起きられない、パニックになりやすいなどの症状がある場合には、「水のめぐりを整える漢方」を使用します。
・生理周期に連動して心が不安定になる、PMSのつらさがある場合には、「ホルモンバランスを整える漢方」を使用します。
その他にも、頻回な頭痛やチックなど、お子さまのお身体の状態や背景に合わせて、最適なお薬をご提案させていただきます。
「うちの子もそうかも…?」と感じたら、お気軽にご相談ください。
子供の心のお悩みについて
ここ数年で、不登校や情緒面の不調を抱える子供たちの数は大きく増加しています。
文部科学省の最新データによると、小中学生の不登校児童生徒数は年間30万人以上を超え、過去最多を記録しました。
これは「クラスに1人以上が不登校」という計算になり、決して珍しいことではありません。
その背景には、いじめや学業不振だけでなく、「心の不調」「ストレス」「不安障害」「睡眠の問題」など、精神的な要因が深く関わっているケースも少なくありません。
こうした子どもの「こころのお悩み」は、特別なケースではなく、「どのご家庭でも起こり得る、身近な問題」として捉えることが大切です。
子供の心のお悩みの原因として
・学校や家庭でのストレス
・栄養バランスの乱れ
・神経発達症(発達障害など)
・ホルモンバランスの変化
・生活習慣の乱れ
・遺伝的要因
などがありますが、子供の心のお悩みは、さまざまな要因が複雑に絡み合って生じます。
西洋医学では、症状の重さや持続期間に応じて、
・心理療法
・カウンセリング
・生活改善
・必要に応じた薬物療法
が検討されます。
こうした治療で症状が改善する方もいますが、以下のようなお悩みを抱えている方も少なくありません。
「西洋薬を子供に服用させることに抵抗がある」
「腹痛や頭痛が頻回で不登校につながらないか心配」
「朝起きられず、学校に行けないことが増えている」
「気分の浮き沈みが激しく、家族もどう接すればよいか分からない」
「医療機関を受診したが『異常なし』と言われ、対応に困っている」
このようなお悩みのある方にとって、体質そのものを整えていく東洋医学のアプローチは大きな力になることがあります。
✅「体質や原因に合わせたオーダーメイドができる」
漢方では、ただ症状を抑えるのではなく、
「なぜその症状が起きているのか?」という根本原因に注目します。
たとえば、同じ子供の心のお悩みでも
・自律神経の乱れ
・胃腸虚弱
・ホルモンバランスの乱れ
など、原因は人によって様々です。
このように、一人ひとりの原因に合わせて体の内側から整えていく漢方のアプローチは、病院の治療だけではなかなか改善しにくい症状にこそ力を発揮します。
じっくりと体質を整えることで、日常の不快感の軽減にもつながります。
✅「漢方は再発予防にもアプローチできる」
漢方治療では、気・血・水の巡りや自律神経のバランスを整えることで、一時的に症状を抑えるのではなく、不調を繰り返しにくい体質づくりを目指します。
そのため、「症状を繰り返す方」には、体質改善を通じて再発予防ができるという点が大きなメリットです。
✅「病院治療と併用できる」
漢方は、病院での治療とも併用しやすく、補助的な役割も担えます。
「病院では異常がないと言われたけれど、なんとなく不調が続いている」といったケースにもおすすめです。
✅ 子供でも安心して使用でき、副作用の心配が少なく服用できる
漢方薬は、長い歴史の中で安全性と効果が確認されてきたものだけが現代に受け継がれています。
副作用の心配も少なく、体にやさしく、長期間でも安心して服用できるという点も、多くの方に選ばれている理由のひとつです。
子供の心のお悩みの漢方薬
・気のめぐりを整える漢方
・心の栄養不足を補う漢方
・胃腸の調子を整える漢方
・水のめぐりを整える漢方
・ホルモンバランスを整える漢方
これらの漢方薬を、お客様の体質・症状に合わせて
オーダーメイドでお組みさせていただきます。
子供の心のお悩みの方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
食欲不振
チック症
思春期のお悩み
夜泣き・夜驚症
心のお悩み・メンタルヘルス
心因性頻尿
HSP
PMDD(月経前不快気分障害)
機能性ディスペプシア
精神疾患まとめ
胃腸の不調
自律神経失調症
不安神経症
起立性調節障害
社交不安障害(赤面症・あがり症)
疲労倦怠感
うつ
パニック障害・不安障害
PMS
Q&A
Q:現在病院でお薬をもらっていますが、漢方は服用できますか?
A:お薬の内容にもよりますが、基本的には漢方と病院薬との併用は可能です。Reiyodoでは漢方薬だけでなく、西洋薬の知識も豊富な薬剤師が在籍しているため、飲み合わせに関してはお気軽にご相談ください。
Q:漢方はどのくらい飲み続けないと効果が出ないですか?
A:個人差や症状の度合いもありますが、体の全身の細胞が生まれ変わるのに3ヶ月かかると言われているので、体質改善を進めるために、まずは3ヶ月同じお薬で様子を見ていければと思います。
お悩みが長期化している場合には、症状改善までに半年以上かかる場合もございますが、根気強く体質改善を進めていくことで良い変化が出てくる場合も多いです。
Q:副作用が心配です。漢方には副作用はありますか?
A:漢方は西洋薬と異なり、作用がマイルドなため、比較的副作用のご心配はなく、安心して服用していただけます。Reiyodoでは、定期的にお客様のご体調をお伺いしながら、漢方を服用いただけますので、服用期間中に何かお体のことでご心配なことがあれば、お気軽にLINEでお聞かせください。
Q. 漢方を服用する以外に、気を付けることはありますか?
A. 普段の生活習慣・食生活を見直しすることも、症状改善には非常に効果的です。Reiyodoでは、漢方服用中は定期的にお客様のご体調や生活習慣・食生活の内容をお伺いして、アドバイスをお送りしております。
Q:漢方を子供は飲めますか?
A:「漢方薬が苦くてお子様が飲めるか心配…」という声をよくいただきます。どうしても苦手な場合は、蜂蜜を少量混ぜたり、オブラートで包んだり、少量の白湯に溶かして飲ませる方法がおすすめです。
時には励ましの言葉や、少し厳しく促すことも必要かもしれません。ただ、効果を実感できれば自然と飲めるようになるお子様も多くいらっしゃいます。
また、飲めたときには「よく飲めたね」としっかり褒めてあげましょう。その一言が、お子様の自信につながります。