多汗症について
Reiyodoでは東洋学的な観点から
「多汗症」を
・自律神経の乱れ(ストレス・ホルモンバランス)
・水を保つ力の低下
・身体の水の滞り
が原因と捉えています。
・最も良く使う漢方薬としては
「自律神経を調節する漢方薬」です。
ストレスやホルモンバランスによって自律神経が乱れると、交感神経が過剰に活性化します。
交感神経は汗腺を刺激するため過剰になると
「多汗症」に至ります。
自律神経を整えると、汗腺への刺激が適度になり
汗もおさまります。
・水を保つ力の低下が原因の場合は
「汗の漏れを抑える漢方」を使用。
水を保つ力が弱いと、身体の水が汗として漏れ出る量が多くなります。
水を保持する力を高めることで、
漏れ出る汗の量を少なくしていきます。
・水の滞りが原因の場合は
「水の巡りを良くする漢方薬」を使用。
水の滞りにより排泄が上手くいかないと、水分が汗としてあふれて
「多汗症」に至ります。
水の巡りを整えることで、余分な水が汗以外で排泄されるため
汗がおさまります。
多汗症とは
日常生活に支障が出るほど、汗が異常に出てしまう症状です。
全身からの汗もあれば、
手のひら・脇の下・頭・顔など身体の一部だけに症状が現れることもあります。
特に手のひら、脇の下は日本人の約20人に1人は症状に悩んでおり、重度の患者さんはそれぞれ全国に220万人以上いると推定されています。
主な原因としては
・薬の副作用
・感染症、神経疾患、甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患
・交感神経が活発になりやすい(汗腺が刺激されやすい)
・ストレスや緊張
・ホルモンバランス
などがあげられます。
そのため、更年期障害や思春期などホルモンバランスが不安定な時にも症状が現れやすいです。
ご利用者様から
①40代 女性
梅雨時期や気温が高い場所での多量の汗に悩みご相談に来られました。
「自律神経を整える漢方」「汗の漏れを抑える漢方」「水の巡りを良くする漢方」を服用した所、汗が気にならなくなりました。
②10代 女性
緊張した時の手のひらの大量の汗に悩みご相談に来られました。
「自律神経を整える漢方」「汗の漏れを抑える漢方」を服用した所、緊張も落ち着き手のひらの汗も気にならなくなりました。
③50代 女性
更年期の年齢に差し掛かり、頭の多量の汗(特に夏場)に悩みご相談に来られました。
「自律神経を整える漢方」「汗の漏れを抑える漢方」を1年ほど服用した所、汗も少なくなり良くなったとの事でした。
多汗症の漢方薬
・自律神経を整える漢方
・汗をおさえる漢方
・水の巡りを良くする漢方
これらの漢方薬を、お客様の体質・症状に合わせて
オーダーメイドでお組みさせていただきます。
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