ドライアイの漢方薬
Reiyodoでは東洋医学の観点からドライアイを、
・気血水のバランスの乱れ
・体の潤い不足
・血の不足や滞り
・自己免疫疾患
が原因と捉えています。
・最も良く使うのは「目に潤いを与える漢方」です。
お体の水分が足りない、上手く水を循環できない場合には「目に潤いを与える漢方」で様子を見ていきます。
・お体に熱がこもってしまうことで水が上手く巡らない場合には、「清熱作用のある漢方」を使用します。
・シェーグレン症候群などがある場合は「自己免疫疾患に対する漢方」を使用します。
・長時間目を酷使することで、目や視神経に供給される血や栄養が不足し、目が疲れやすくなっている場合には「血を補う漢方」や「血流を整える漢方」を使用します。
ドライアイについて
涙は、泣いた時や目にゴミが入った時にだけ出るものではなく、常に目の表面を覆って目の健康を守る大切な働きをしています。
【涙の大切な役割】
〇乾燥を防ぐ
〇酸素や栄養を供給する
〇感染を防ぐ
〇目の表面をなめらかにする
ドライアイは、目を守るのに欠かせない涙の量が不足したり、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる疾患であり、目の表面に傷を伴うことがあります。
高齢化、エアコンの使用、パソコンやスマートフォンの使用、コンタクトレンズ装用者の増加に伴い、ドライアイ患者さんも増えており、その数は2,200万人ともいわれています。
ドライアイに悩む人は女性のほうが男性に比べて多く、加齢とともにドライアイが起こりやすくなることも分かっています。
ドライアイの症状は様々です。目が「乾く」という感覚は少なく、目が疲れる、目がゴロゴロする、充血する、光をまぶしく感じやすいなどの不定愁訴が多いです。また、コンタクトレンズが痛い、ものがかすんで見えるなどの症状もドライアイから起きることがあります。さらに、ドライアイで視力が低下することも分かってきています。視力が落ちたのは年齢のせいだと思っていた方が、ドライアイのケアでよく見えるようになるケースもあります。
ではなぜ漢方でドライアイの改善をおすすめするのか?
それは以下の理由からです↓
✅漢方で根本的な体質改善が出来る
→漢方の特徴は、「なぜ症状が起こるのか?」を根本から整えていける点にあります。
ドライアイは、病院の治療ではほとんどが症状を一時的に軽くするための対症療法となります。
西洋医学では中々根本的な改善は難しいのですが、漢方は服用することで、お体の内側からドライアイにアプローチすることが出来ます。
✅体全体のバランスを考えた調整ができる
→お体の気・血・水のバランスが崩れることによって症状が起きていると考え、漢方ではこれらのバランスを整えていくことで症状の緩和を目指していきます。
✅副作用の心配がほぼ無く、服用できる
→西洋薬の場合、症状を抑えるために服用を続けていると、副作用や依存症状で体調を崩してしまう方が見受けられます。
漢方薬は長い歴史において、多くの方が服用した上で効果のあるもの、お体に安心なものが長く現代まで伝わり、用いられています。
ドライアイの漢方薬
・目に潤いを与える漢方
・清熱作用のある漢方
・自己免疫疾患に対する漢方
・血を補う漢方
・血流を整える漢方
これらの漢方薬を、お客様の体質・症状に合わせて
オーダーメイドでお組みさせていただきます。
ドライアイのお悩みの方は、こちらの記事も併せてご覧ください。
眼精疲労
Q&A
Q:現在病院でお薬をもらっていますが、漢方は服用できますか?
A:お薬の内容にもよりますが、基本的には漢方と病院薬との併用は可能です。Reiyodoでは漢方薬だけでなく、西洋薬の知識も豊富な薬剤師が在籍しているため、飲み合わせに関してはお気軽にご相談ください。
Q:病院では治療法がないと言われましたが、漢方で良くなりますか?
A:病院で治療法がない場合でも、漢方は西洋医学とはアプローチが異なり、体質から症状改善を目指していくことが可能です。Reiyodoには病院では特に異常がないと言われたが不調でお悩みの方、病院治療でなかなか良くならない方から、多くのご相談をいただいておりますので、ぜひ一度お悩みをご相談ください。
Q:漢方はどのくらい飲み続けないと効果が出ないですか?
A:個人差や症状の度合いもありますが、体の全身の細胞が生まれ変わるのに3ヶ月かかると言われているので、体質改善を進めるために、まずは3ヶ月同じお薬で様子を見ていければと思います。
お悩みが長期化している場合には、症状改善までに半年以上かかる場合もございますが、根気強く体質改善を進めていくことで良い変化が出てくる場合も多いです。
Q:副作用が心配です。漢方には副作用はありますか?
A:漢方は西洋薬と異なり、作用がマイルドなため、比較的副作用のご心配はなく、安心して服用していただけます。Reiyodoでは、定期的にお客様のご体調をお伺いしながら、漢方を服用いただけますので、服用期間中に何かお体のことでご心配なことがあれば、お気軽にLINEでお聞かせください。
Q. 漢方を服用する以外に、気を付けることはありますか?
A. 普段の生活習慣・食生活を見直しすることも、症状改善には非常に効果的です。Reiyodoでは、漢方服用中は定期的にお客様のご体調や生活習慣・食生活の内容をお伺いして、アドバイスをお送りしております。