整形疾患のお悩みと漢方
病院に通ってお薬を飲んでいるけれど、なかなか良くならない。このままずっとお薬を飲み続けるのは不安。
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
検査などで異常がないにも関わらず、長引く痛みの場合には、精神的な原因による知覚神経障害の関連の可能性も考えられるため、ご興味のある方は以下も併せてお読みください。
精神疾患
漢方では西洋医学的な対処療法ではなく、不調の原因となる体質を改善することで、お悩みを改善していくことができます。
副作用をできるだけ抑えて改善したい場合や、なかなか改善されない慢性的なお悩みも、漢方薬ならば改善できる可能性があります。
西洋医学だけでは治療が難しい理由
外傷や骨折などの急性期の場合には、根本治療が望めるため、西洋医学の方がメリットが大きいですが、慢性的な痛みの場合は、あくまでも出ている症状に対しての対処療法が中心となります。
なかなか症状が改善されない場合には、痛み止めの強度が上がっていくことも少なくなく、お薬の種類によっては眠気・ふらつき・転倒などの副作用も起こりやすく、高齢者の場合は注意が必要となります。
また、痛み止めの長期服用に伴う胃腸障害や、高齢者の場合には腎機能にも影響を及ぼす可能性もあり、何度も症状を繰り返してしまうケースも少なくないため、西洋医学だけでの治療にはある程度の限界も考えられます。
東洋医学から見る整形外科疾患
「病院でもなかなか治らないのに、漢方薬って本当に効くの?」と思われる方も多いかもしれません。
西洋医学と異なり、診断名に対するアプローチではなく、根本の体質から不調改善へとアプローチを行うからこそ、1人1人に合わせたケアができる部分が漢方の強みです。
東洋医学では、レントゲンやCT、MRIなどのような検査機器が存在しない2000年以上も前から、痛みの状態や体質に合わせて漢方薬を用いたり、加齢に伴う不調を予防・治療するために漢方薬を用いてきた歴史があります。
西洋薬ではなかなか改善が見られない場合でも、漢方との相性が良い方・生活習慣の見直しをしっかりした方は、改善傾向がみられるケースも多くあります。漢方は試す価値のある選択肢のひとつです。
単に痛みを緩和するだけでなく、精神面・自律神経・ホルモンバランス・加齢に伴う身体機能の低下などにも包括的にアプローチすることができる部分も、漢方の魅力の1つです。
病院での治療と並行して服用することもでき、西洋薬ではカバーできない部分にも良い影響を期待できるため、QOL向上にも繋がります。
また、多くの痛み止めで懸念されるような、長期連用に伴う胃腸や腎機能などへの副作用などの心配もないため、お子様からお年寄りの方まで安心して服用いただける部分も大きなメリットとなります。
Reiyodoでは1人1人に合わせたオーダーメイド漢方のご提案だけでなく、整形外科症状の悪化につながる生活習慣・食事を見直すためのアドバイスにも力を入れております。
漢方と養生との相乗効果で、お悩みの整形症状改善を目指していきませんか?
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漢方について
Q&A
Q. 現在病院でお薬をもらっていますが、漢方は服用できますか?
A. お薬の内容にもよりますが、基本的には漢方と病院薬との併用は可能です。
Reiyodoでは漢方薬だけでなく、西洋薬の知識も豊富な薬剤師が在籍しているため、飲み合わせに関してはお気軽にご相談ください。
Q. 病院では治療法がないと言われましたが、漢方で良くなりますか?
A. 病院で治療法がない場合でも、漢方は西洋医学とはアプローチが異なり、体質から症状改善を目指していくことが可能です。
Reiyodoには病院では特に異常がないと言われたが不調でお悩みの方、病院治療でなかなか良くならない方から、多くのご相談をいただいておりますので、ぜひ一度お悩みをご相談ください。
Q. 漢方はどのくらい飲み続けないと効果が出ないですか?
A. 個人差や症状の度合いもありますが、体の全身の細胞が生まれ変わるのに3ヶ月かかると言われているので、体質改善を進めるためにはまずは3ヶ月は同じお薬で様子を見ていければと思います。
お悩みが長期化している場合には、症状改善までに半年以上かかる場合もございますが、根気強く体質改善を進めていくことで良い変化が出てくる場合も多いです。
Q. 副作用が心配です。漢方には副作用はありますか?
A. 漢方は西洋薬と異なり、作用がマイルドなため、比較的副作用のご心配はなく、安心して服用していただけます。
Reiyodoでは、定期的にお客様のご体調をお伺いしながら、漢方を服用いただけますので、服用期間中に何かお体のことでご心配なことがあれば、お気軽にLINEでお聞かせください。
Q. 漢方を服用する以外に、気を付けることはありますか?
A. 普段の生活習慣・食生活を見直しすることも、症状改善には効果的です。
Reiyodoでは、漢方服用中は定期的にお客様のご体調や生活習慣・食生活の内容をお伺いして、アドバイスをお送りしております。
Q. 苦い漢方を子供は飲めますか?
A. 「苦い漢方薬を子どもが嫌がらないか心配…」という声をよく聞きます。
どうしても苦くて飲めないよというお子様に関しましては、漢方薬に蜂蜜を少量混ぜたり、オブラートに包んで服用していただくことをオススメしています。また、少量の白湯に漢方薬を溶かして入れてしまうといった手段もいいかと思います。
時には厳しい言葉をかけながらもお子様に服用させることも必要かもしれません。 漢方を服用することでお悩みが改善することは事実です。効果を実感できれば、以後すんなりと飲んでもらえるかもしれません。お子様だけでなくご自身のためにも無理のない範囲で服用してみましょう。
また、時にはお子さんを褒めることも大切です。どんな子供も親に認められたいものです。「お友達はもう飲めるみたいだよ」なんていうふうに子供心をくすぐってあげるのもいいかもしれません。実際に飲めた時には「よく飲めたね」とたくさん褒めてあげましょう。成功体験となり、今後の服用にもつながってくるでしょう。