乾燥肌の漢方薬
Reiyodoでは東洋医学の観点から乾燥肌を
・血が足りない状態(血虚)
が原因と捉えています。
血は体に栄養を送る大切な役割をしています。その血が不足すると肌細胞の水分や栄養が足りなくなり、乾燥肌になりやすくなります。その場合は血を補う漢方を使用します。血を補うことで肌の潤いを補い、肌のバリア機能やターンオーバーも整いやすくなります。
乾燥肌は保湿剤により外部から水分や油分を補うことも大切ですが、お体の内側から整える漢方も大切です。
乾燥肌について
乾燥肌とは、肌の水分や油分が不足して、肌が乾燥している状態でドライスキンとも呼ばれます。
肌の乾燥が続くと見た目の変化だけではなく、皮膚のバリア機能が落ちることで刺激に弱くなり、激しい痒みや炎症が起きやすく、大きな肌トラブルにつながる場合もあります。
乾燥肌が悪化すると、皮膚がひび割れ、白く鱗のようになる鱗屑が生じることがあります。鱗屑がフケのように剥がれ落ちると落屑になります。
鱗屑や落屑を伴う皮膚炎に「乾癬」がありますが、乾癬も乾燥で悪化しやすい疾患です。
乾癬については詳しくはこちらをご覧ください。
乾癬
乾燥肌の原因として
・栄養不足
・空気の乾燥
・加齢
・洗いすぎ
などが考えられています。
乾燥肌の漢方薬
・血を補う漢方
・血の巡りを整える漢方
これらの漢方薬を、お客様の体質・症状に合わせて
オーダーメイドでお組みさせていただきます。
Q&A
Q. 現在病院でお薬をもらっていますが、漢方は服用できますか?
A. お薬の内容にもよりますが、基本的には漢方と病院薬との併用は可能です。
Reiyodoでは漢方薬だけでなく、西洋薬の知識も豊富な薬剤師が在籍しているため、飲み合わせに関してはお気軽にご相談ください。
Q. 保湿剤は使っていますが、漢方は必要でしょうか?
A. 保湿剤によるケアは必要ですが、あくまでも外側から水分や油分を補うものなので、皮膚そのものの機能を高めるには漢方による内側からのケアが大切です。お一人お一人の体質に合わせた漢方をご提案させていただきますので、ぜひ一度お悩みをご相談ください。
Q. 漢方はどのくらい飲み続けないと効果が出ないですか?
A. 個人差や症状の度合いもありますが、体の全身の細胞が生まれ変わるのに3ヶ月かかると言われているので、体質改善を進めるためにはまずは3ヶ月は同じお薬で様子を見ていければと思います。
お悩みが長期化している場合には、症状改善までに半年以上かかる場合もございますが、根気強く体質改善を進めていくことで良い変化が出てくる場合も多いです。
Q. 副作用が心配です。漢方には副作用はありますか?
A. 漢方は西洋薬と異なり、作用がマイルドなため、比較的副作用のご心配はなく、安心して服用していただけます。
Reiyodoでは、定期的にお客様のご体調をお伺いしながら、漢方を服用いただけますので、服用期間中に何かお体のことでご心配なことがあれば、お気軽にLINEでお聞かせください。
Q. 漢方を服用する以外に、気を付けることはありますか?
A. 普段の生活習慣・食生活を見直しすることも、症状改善には非常に効果的です。
Reiyodoでは、漢方服用中は定期的にお客様のご体調や生活習慣・食生活の内容をお伺いして、アドバイスをお送りしております。
Q. 苦い漢方を子供は飲めますか?
A. 「苦い漢方薬を子どもが嫌がらないか心配…」という声をよく聞きます。
どうしても苦くて飲めないよというお子様に関しましては、漢方薬に蜂蜜を少量混ぜたり、オブラートに包んで服用していただくことをオススメしています。また、少量の白湯に漢方薬を溶かして入れてしまうといった手段もいいかと思います。