口腔関係のお悩みと漢方
当薬局では、口臭、口腔異常感症、口腔内セネストパチー、口腔内灼熱症候群、口腔扁平苔癬、唾液過多、ドライマウスなど様々な口腔関係の疾患について、全国からご相談をいただいております。
色々な病院を何件も回ったがどこも悪くないといわれてしまった、といったお悩みや、誰にもお悩みを理解してもらえないという経験はありませんか?
副作用をできるだけ抑えて改善したい場合や、なかなか改善されない慢性的なお悩みも漢方薬ならば改善できる可能性があります。
西洋医学だけでは治療が難しい理由
西洋医学では検査値やガイドラインに基づいた治療が行われますが、一般的に多くの口腔疾患に関しては、根本治療ではなく、あくまでも出ている症状に対しての対処療法が中心となります。
口臭など、臭いの種類によっては効果的な対処方法も出てきており、短期的な症状であれば比較的早い改善も見込めますが、なかなか症状が改善されない場合が多いです。
また、口腔異常感症や口腔セネストパチー、口腔内灼熱症候群など周りの人には理解してもらえない心の辛さを抱える人も少なくありません。
漢方では、詳細なヒアリングをさせていただき身体的症状と自律神経の観点から体質改善をすすめて症状改善にアプローチをしてまいります。
東洋医学で本当に口腔関係のお悩みは治るの?
「漢方薬って本当に効くの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
口腔異常感症、口腔内セネストパチー、口腔内灼熱症候群、唾液過多、ドライマウスのお悩みの多くは、精神的要因が原因であることが多いです。
そして、漢方薬は特に精神的な悩みと相性が良いとされています。
具体的な理由については割愛しますが、興味のある方は以下併せてお読みください。
精神疾患
東洋医学の強みは、臨床検査や画像診断のない時代に、人体における精神、身体における生理、病理を体系的にまとめていることです。
さらに、その病態に合わせて、東洋医学的な薬理作用の組み合わせから複数の生薬を組み合わせています。
東洋医学はからだの不調を、生命エネルギーのバランスが乱れてるととらえます。生命エネルギーの流れを調和させるのが治療の目的です。
特徴は、ひとりひとりに合わせたオーダーメイド治療であり、もともとからだにそなわっているエネルギーの調節なので、からだの負担が少ないことです。
さらに、ひとりの患者さんに関わる治療時間が西洋医学よりも長めで、患者さんの症状とじっくり取り組み、コミュニケーションをとる事も大きな特徴の一つです。
このような特徴が、2000年前から現代に至るまで処方され続けた漢方薬の強みだと思います。
併せて読みたい
このお悩みと関連が強い症状
口臭
口腔異常感症・口腔内セネストパチー
口腔内灼熱症候群
口腔扁平苔癬
唾液過多
ドライマウス
Q&A
Q. 現在病院でお薬をもらっていますが、漢方は服用できますか?
A. お薬の内容にもよりますが、基本的には漢方と病院薬との併用は可能です。
Reiyodoでは漢方薬だけでなく、西洋薬の知識も豊富な薬剤師が在籍しているため、飲み合わせに関してはお気軽にご相談ください。
Q. 病院では治療法がないと言われましたが、漢方で良くなりますか?
A. 病院で治療法がない場合でも、漢方は西洋医学とはアプローチが異なり、体質から症状改善を目指していくことが可能です。
Reiyodoには病院では特に異常がないと言われたが不調でお悩みの方、病院治療でなかなか良くならない方から、多くのご相談をいただいておりますので、ぜひ一度お悩みをご相談ください。
Q. 漢方はどのくらい飲み続けないと効果が出ないですか?
A. 個人差や症状の度合いもありますが、体の全身の細胞が生まれ変わるのに3ヶ月かかると言われているので、体質改善を進めるためにはまずは3ヶ月は同じお薬で様子を見ていければと思います。
お悩みが長期化している場合には、症状改善までに半年以上かかる場合もございますが、根気強く体質改善を進めていくことで良い変化が出てくる場合も多いです。
Q. 副作用が心配です。漢方には副作用はありますか?
A. 漢方は西洋薬と異なり、作用がマイルドなため、比較的副作用のご心配はなく、安心して服用していただけます。
Reiyodoでは、定期的にお客様のご体調をお伺いしながら、漢方を服用いただけますので、服用期間中に何かお体のことでご心配なことがあれば、お気軽にLINEでお聞かせください。
Q. 漢方を服用する以外に、気を付けることはありますか?
A. 普段の生活習慣・食生活を見直しすることも、症状改善には効果的です。
Reiyodoでは、漢方服用中は定期的にお客様のご体調や生活習慣・食生活の内容をお伺いして、アドバイスをお送りしております。
Q. 苦い漢方を子供は飲めますか?
A.「苦い漢方薬を子どもが嫌がらないか心配…」という声をよく聞きます。
どうしても苦くて飲めないよというお子様に関しましては、漢方薬に蜂蜜を少量混ぜたり、オブラートに包んで服用していただくことをオススメしています。また、少量の白湯に漢方薬を溶かして入れてしまうといった手段もいいかと思います。
服用を続けられるかご不安な方のために、初回のみ15日分のご提案もさせていただいておりますので、お声掛けいただければと思います。